友駿ホースクラブ愛馬会
『2023年1歳募集馬（22年産募集馬）』
本記事の診断対象馬は以下の６頭です。
コハルビヨリの2022
それではさっそく、『コハルビヨリの2022』の馬体を診断していきます。
参考にした馬体写真はこちら。
以下の項目を診断し、総合評価をつけています。
診断の根拠については馬体診断講座をご参照ください！
馬体評価
『コハルビヨリの2022』の馬体評価はこの通りとなりました。
馬場適性：不問
距離適性：短距離
能力：★★★★★☆☆☆☆☆
丈夫さ：★★★★★
馬体評価の根拠
『コハルビヨリの2022』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
馬場適性
繋ぎの角度は52.2度。
適性角度内で馬場不問の走りに期待できます。
どちらかというと立ち気味なので、ダート適性を強化する要素は孕んでいます。
尻の形は”斜尻”で瞬発力に秀でた特徴のため、脚質的には芝適性を強化しています。
馬場適性は不問と診断しました。
距離適性
肩の角度は51.9度でわずかに立ち気味です。控えめに短距離適性を示唆しています。
尻の形は”斜尻”で、短距離適性を示唆しています。
首差しは短く、短距離適性を示唆しています。
体高よりも体長の長さの方が長く、わずかに低重心の馬体です。控えめに短距離適性を示唆します。
総じて短距離適性の示唆が強く、スプリンタータイプと判断します。
能力
胸の広さは49.6度。まずまず優秀です。
前腕は管の長さの1.51倍。優秀です。
腹のラインは背のラインの1.22倍。不足しています。
後肢の割合は33.5％。及第点です。
推進力の面で頼りない部分があり、総合的に見て能力は及第点と判断しました。
リスク
骨折などの重大な怪我に繋がるリスクとなる特徴は見られません。
丈夫な馬体であると言えるでしょう。
強いて挙げるなら、”斜尻”は高出力の推進を得る代価として傷みやすい特徴を持ちます。
場合によっては無理使いはせずに、適度な休養を入れながらのローテが必要となります。
【コハルビヨリの2022】総評
以上で、友駿ホースクラブ愛馬会の『コハルビヨリの2022』の馬体評価は終わりとなります。
改めて『コハルビヨリの2022』の馬体評価はこの通りです。
馬場適性：不問
距離適性：短距離
能力：★★★★★☆☆☆☆☆
丈夫さ：★★★★★
ボリューミーで屈強な馬体イメージ通り、短距離での適性が高そうです。
心肺や脚の捌きについては水準以上のものを持っていそうですが、下半身が心許ない数値です。
前肢をだいぶ狭く踏んで後肢が流れているので、適当に切り上げたのでなければ、まだ踏ん張る力が弱く正しい肢勢で立てなかったと推察します。
馬体の成熟に時間を要する可能性がありますね。
フロイラインシチーの2022
続いて、『フロイラインシチーの2022』の馬体を診断していきます。
参考にした馬体写真はこちら。
馬体評価
『フロイラインシチーの2022』の馬体評価はこの通りとなりました。
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