【ユニオンオーナーズクラブ】2022年1歳募集馬の馬体評価【馬体診断】

【21年産馬体診断】ユニオンオーナーズクラブ 一口馬主クラブ
この記事は約5分で読めます。

 

【募集馬の馬体評価】
ユニオンオーナーズクラブ


今回は、ユニオンオーナーズクラブの2022年1歳募集馬(21年産募集馬)の馬体評価です!


診断の根拠は馬体診断講座を参照ください。
 

【ご注意】
  • この馬体評価では、血統や厩舎など募集情報は考慮せず、馬体写真から得られる情報のみで評価しています。
  • そのため、診断結果がイメージ(兄弟の活躍や父馬の産駒傾向など)と相違することがあります。
  • また、”母を応援していた”や”芦毛が好きだから”といった能力以外の理由で、出資馬を選ぶことを否定するものでは一切ありません。
  • むしろ、文字通り”愛馬”として出資馬に愛着を持つことを推奨しています。
  • 以上をご了承いただき、愛馬を選ぶ際のご参考としていただければ幸いです。
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パールオブアフリカ2021


『パールオブアフリカ2021』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【ユニオン】パールオブアフリカ21


以下の項目を診断し、総合評価をつけています。

馬場適性の診断
  • 繋ぎの角度
  • 尻の形
距離適性の診断
  • 肩の角度
  • 尻の形
  • 重心の高低
  • 首の太さ・長さ
馬の能力の診断
  • 胸の広さ
  • 前腕と管の比
  • 長躯短背
  • 後肢の大きさ
注意するポイント
  • 肢部白斑
  • 不正肢勢
  • 繋ぎの角度
  • 管の長さ
  • 首の太さ
  • 尻の形
  • 背中の長さ


 
 

馬体評価


『パールオブアフリカ2021』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダート

距離適性:中距離

能力:★★★★★★☆☆☆☆

丈夫さ:★★☆☆☆

 

馬体評価の根拠

【ユニオン】パールオブアフリカ21馬体診断

 


『パールオブアフリカ2021』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は62度。

立ち繋ぎのため、芝では力を発揮できないおそれがあります。

しかし尻の形は”斜尻”で持続的な脚を使うのが苦手なため、脚質的には芝の方が向きそうです。

総合的に見て馬場適性はダートとしました。

距離適性

体長よりも体高の方が長い高重心の馬体で、効率の良い走りを得意とします。

首もかなり長めで、長距離向きの適性の示唆が強い特徴です。

対して、肩の角度は53.3度で立っていて、尻の形も斜尻となっています。

こちらはいずれも短距離適性が優位な特徴となります。

長短混在となってしまい、どっちつかずな適性となりそうです。

総合的に見て距離適性は中距離に限定されそうです。

能力

胸の広さは47.7度。まずまずです。

前腕は管の長さの1.6倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.41倍。優秀です。

後肢の割合は34.7%。優秀です。

総合的に見て能力はまずまず優秀と判断できます。

リスク

繋ぎがかなり立っていて、角度は適正範囲外のため球節周りの靱帯へのダメージ・手根骨や指骨などの骨折リスクが心配です。

両後肢の”肢部白斑”と”白蹄”は、皮膚炎や蹄のトラブルを抱える可能性もあります。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

また、斜尻は高出力の推進を得る代価として傷みやすい特徴を持ちます。

総合的に見てリスクはやや高いと言えます。

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デライトポイント2021


『デライトポイント2021』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【ユニオン】デライトポイント21


 

馬体評価


『デライトポイント2021』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダート

距離適性:中~長距離(2400mまで)

能力:★★★★★★☆☆☆☆

丈夫さ:★★★☆☆

 

馬体評価の根拠

【ユニオン】デライトポイント21馬体診断

 


『デライトポイント2021』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は57.4度。

立ち繋ぎのため、芝では力を発揮できないおそれがあります。

しかし尻の形は”斜尻”で持続的な脚を使うのが苦手なため、脚質的には芝の方が向きそうです。

総合的に見て馬場適性はダートとしました。

距離適性

体長よりも体高の長さの方が長く、かなり高重心な馬体となっています。

首も長めで、高重心と同じく効率の良い走りを助ける(=長距離向き)特徴です。

尻の形は”斜尻”で、短距離適性を強化する特徴ですが、昨今は中距離まではこなすようになってきました。

肩の角度は51.9度で少し立っていて、小さく短距離適性を示唆する特徴です。

長短混在の馬体ですが、長距離適性の示唆の方が強いですね。

総合的に見て距離適性は中~長距離(2400mまで)と判断します。

能力

胸の広さは51.2度。かなり優秀です

前腕は管の長さの1.41倍。及第点です。

腹のラインは背のラインの1.48倍。優秀です。

後肢の割合は32.5%。やや不足しています。

総合的に見て能力はまずまずと判断できます。

リスク

繋ぎが立っていて、角度は適正範囲外のため球節周りの靱帯へのダメージ・手根骨や指骨などの骨折リスクがあります。

肢軸については問題なく、肢部白斑も見られず、他に気になる点はありません。

総合的に見てリスクは中程度と言えます。

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まとめ

【21年産馬体診断】ユニオンオーナーズクラブ


『ユニオンオーナーズクラブの2022年度募集馬(21年産募集馬)』馬体評価は、以上で終わりとなります。


今回2頭を診断した結果、 

どちらも大きな差はないですが、

血統の貴重さの点で
『デライトポイント2021』

となりました。



この記事が、皆さまの素敵な『POG/一口馬主クラブ』ライフの一助となれば大変光栄です。

馬体診断について詳しく知りたい方はこちら

おウマ
おウマ

最後まで読んでくれてありがとう!

ユーマ
ユーマ

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