インゼルサラブレッドクラブ始動!
2022年6月12日(日)函館競馬場で、インゼルサラブレッドクラブが”初出走初勝利”で最高のデビューを飾りました。
初陣の大役を任され、見事期待に応えたのは『クリダーム(ブーケトウショウ20)』。
今回は、この『クリダーム』を馬体評価し、募集当時に推奨することができていたのかを検証します。
診断の根拠は馬体診断講座を参照ください。
クリダームの馬体評価
それでは早速、『クリダーム(ブーケトウショウ20)』の馬体を診断していきます。
参考にした馬体写真はこちら。

以下の項目を診断し、総合評価をつけています。
馬体評価
『クリダーム(ブーケトウショウ20)』の馬体評価はこの通りとなりました。
馬場適性:不問
距離適性:短距離
能力:★★★★★★★★★☆
丈夫さ:★★★★☆
馬体評価の根拠

『クリダーム(ブーケトウショウ20)』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
馬場適性
繋ぎの角度は54.3度。
適性角度内で馬場不問の走りに期待できます。
尻の形は”正尻”で、こちらも特に適性を示す特徴ではありません。
総合的に見て馬場適性は不問と判断します。
距離適性
肩の角度は52.3度で、やや立ち気味です。ピッチ走法になりやすく、ダッシュが効くため短距離に向く特徴です。
体長よりも体高の方が短い底重心の馬体で、こちらもピッチ走法となるため短距離に向く特徴です。
尻の形は”正尻”で距離適性影響はなく、首も平均的な長さです。
総合的に見て距離適性は短距離優勢と判断します。
能力
胸の広さは55.2度。かなり優秀です。
前腕は管の長さの1.63倍。かなり優秀です。
腹のラインは背のラインの1.56倍。かなり優秀です。
後肢の割合は35.2%。優秀です。
能力を否定する特徴はなく、すべて美点となっています。
総合的に見て能力はかなり優秀と判断できます。
リスク
骨折などの重大な怪我に繋がるリスクとなる特徴は見られません。
ただ、右前後肢の”肢部白斑”と”白蹄”は、皮膚炎や蹄のトラブルを抱える可能性もあります。
白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。
総合的に見てリスクは小さいと言えます。
検証結果

『クリダーム(ブーケトウショウ20)』の馬体評価は、以上で終わりとなります。
今回は、見事に新馬勝ちを収めた『クリダーム(ブーケトウショウ20)』を馬体診断し、募集当時に推奨することができていたのかを検証してきました。
検証した結果、
確実に推奨できていました
これまでに公開している、どの募集馬の診断結果よりも良い馬体をしています。
初出走初勝利で最高のスタートを切ったインゼルサラブレッドクラブ。
ますます人気が出そうですね!
インゼルサラブレッドクラブについて詳しく知りたい方はこちらの記事がオススメです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
『クリダーム』を馬体評価してみた結果、新馬勝ちだけでは収まらないような好馬体でした。
後出しとなってしまうため頻繁には行いませんが、また機会があれば既走馬も診断していきます。
今回の馬体診断について詳しく知りたい方はこちらから馬体診断講座を読んでみてください。
この記事が、皆さまの素敵な『POG/一口馬主クラブ』ライフの一助となれば大変光栄です。
他の募集馬の情報についてはこちらから。
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