【DMMバヌーシー】2022年1歳募集馬評価②【馬体診断】

【DMMバヌーシー】2021年産募集馬評価②【馬体診断】 一口馬主クラブ
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【2022年1歳募集馬の馬体評価】
DMMバヌーシー


今回は、DMMバヌーシーの『2022年1歳募集馬(21年産募集馬)の馬体評価です!


公表されている募集馬全15頭を、3回に分けて更新していきます。

【ご注意】
  • この馬体評価では、血統や厩舎など募集情報は考慮せず、馬体写真から得られる情報のみで評価しています。
  • そのため、診断結果がイメージ(兄弟の活躍や父馬の産駒傾向など)と相違することがあります。
  • また、”母を応援していた”や”芦毛が好きだから”といった能力以外の理由で、出資馬を選ぶことを否定するものでは一切ありません。
  • むしろ、文字通り”愛馬”として出資馬に愛着を持つことを推奨しています。
  • 以上をご了承いただき、愛馬を選ぶ際のご参考としていただければ幸いです。


今回は第2回です。前回の記事はこちら。

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キャリコ2021


『キャリコ2021』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【DMMバヌーシー】キャリコ2021


以下の項目を診断し、総合評価をつけています。

馬場適性の診断
  • 繋ぎの角度
  • 尻の形
距離適性の診断
  • 肩の角度
  • 尻の形
  • 重心の高低
  • 首の太さ・長さ
馬の能力の診断
  • 胸の広さ
  • 前腕と管の比
  • 長躯短背
  • 後肢の大きさ
注意するポイント
  • 肢部白斑
  • 不正肢勢
  • 繋ぎの角度
  • 管の長さ
  • 首の太さ
  • 尻の形
  • 背中の長さ

診断の根拠については馬体診断講座をご参照ください!


 
 

馬体評価


『キャリコ2021』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダートの方が得意

距離適性:短~中距離

能力:★★★★★★☆☆☆☆

丈夫さ:★★★☆☆

 

馬体評価の根拠

【DMMバヌーシー】キャリコ2021馬体診断


『キャリコ2021』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は59.7度。

立ち繋ぎのため、芝では力を発揮できないおそれがあります。

尻の形は”斜尻”で、脚質的には芝の方が向きそうです。

総合的に見て、ダートの方が得意でしょう。

距離適性

肩の角度は57.5度で立っています。短距離適性を示唆しています。

尻の形は”斜尻”で、短距離適性を示唆します。

首差しは平均的で、適性の示唆はありません。

体高よりも体長の方が長く、低重心の馬体です。短距離適性を示唆します。

短距離適性の示唆が強く、短い距離で活躍する可能性が高いです。

能力

胸の広さは51.7度。優秀です。

前腕は管の長さの1.61倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.36倍。及第点です。

後肢の割合は33.3%。及第点です。

総合的に見て、能力はまずまず優秀と判断できます。

リスク

繋ぎが立っていて、角度はギリギリ適正範囲外のため球節周りの靱帯へのダメージ・手根骨や指骨などの骨折リスクがあります。

あわせて、”斜尻”は高出力の推進を得る代価として傷みやすい特徴を持ちます。

また、左前肢以外に”肢部白斑”を持つため、皮膚炎などのトラブルを抱える可能性もあります。

蹄は見えないので考慮しませんが、おそらく”一部白蹄”でしょう。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

総合的に見て、リスクは中程度と言えます。

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コレクターアイテム2021


『コレクターアイテム2021』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【DMMバヌーシー】コレクターアイテム2021


 

馬体評価


『コレクターアイテム2021』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:不問

距離適性:不問(やや短距離向き)

能力:★★★★★★★★☆☆

丈夫さ:★★★★★

 

馬体評価の根拠

【DMMバヌーシー】コレクターアイテム2021馬体診断


『コレクターアイテム2021』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は53.6度。

適性角度内で馬場不問の走りに期待できます。

尻の形は”正尻”で、瞬発力・持続力のバランスに優れ、適性の示唆はありません。

総合的に見て、馬場適性は不問でしょう。

距離適性

肩の角度は56.1度で立っています。短距離適性を示唆します。

尻の形は”正尻”で、距離適性の示唆はありません。

首差しは平均的で、距離適性の示唆はありません。

体長と体高の長さはほぼ等しく、バランスが取れた馬体です。適性の示唆はありません。

適性の示唆が少なく、距離不問の活躍に期待できますが、やや短距離適性の適性が高いと診断します。

能力

胸の広さは53.6度。かなり優秀です。

前腕は管の長さの1.63倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.54倍。かなり優秀です。

後肢の割合は34.3%。優秀です。

総合的に見て、能力はかなり優秀であると判断できます。

リスク

骨折などの重大な怪我に繋がるリスクとなる特徴は見られません。

強いて言えば、右前肢と左後肢に”肢部白斑”を持つため、皮膚炎などのトラブルを抱える可能性があります。

蹄は見えないので考慮しませんが、おそらく”一部白蹄”でしょう。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

リスクは小さいと言えるでしょう。

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サマーハ2021


『サマーハ2021』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【DMMバヌーシー】サマーハ2021


 

馬体評価


『サマーハ2021』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:不問(雨の芝以外)

距離適性:不問(やや短距離向き)

能力:★★★★★☆☆☆☆☆

丈夫さ:★★★★★

 

馬体評価の根拠

【DMMバヌーシー】サマーハ2021馬体診断


『サマーハ2021』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は55.0度。

適正角度内ですが、立ち気味で芝ではグリップ力が足らず滑ってしまう可能性があります。

尻の形は”正尻”で脚質的な適性の示唆はありません。

総合的に見て、馬場適性は不問(雨の芝以外)と判断します。

距離適性

肩の角度は58.9度で立っています。短距離適性を示唆します。

尻の形は”正尻”で、距離適性の示唆はありません。

首差しは平均的で、適性の示唆はありません。

体長と体高の長さに差はなく、バランスが取れた馬体です。適性の示唆はありません。

適性の示唆が少なく、距離不問の活躍に期待できますが、やや短距離適性の適性が高いと診断します。

能力

胸の広さは48.9度。まずまず優秀です。

前腕は管の長さの1.60倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.25倍。見劣りします。

後肢の割合は32.4%。見劣りします。

総合的に見て、能力は及第点と判断できます。

リスク

骨折などの重大な怪我に繋がるリスクとなる特徴は見られません。

強いて言えば、両後肢に”肢部白斑”を持つため、皮膚炎などのトラブルを抱える可能性があります。

蹄は見えないので考慮しませんが、おそらく”一部白蹄”でしょう。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

リスクは小さいと言えるでしょう。

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シャンパンルーム2021


『シャンパンルーム2021』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【DMMバヌーシー】シャンパンルーム2021


 

馬体評価


『シャンパンルーム2021』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダート

距離適性:短~中距離

能力:★★★★★★☆☆☆☆

丈夫さ:★★★☆☆

 

馬体評価の根拠

【DMMバヌーシー】シャンパンルーム2021馬体診断


『シャンパンルーム2021』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は61.5度。

繋ぎが立っているため、芝では力を発揮できないおそれがあります。

尻の形は”平行尻”で持続的な脚を使うのが得意なため、脚質的には先行有利なダートの方が向きそうです。

総合的に見て、馬場適性はダートと判断します。

距離適性

肩の角度は56.2度で立っています。短距離適性を示唆します。

尻の形は”平行尻”で、長距離適性を示唆しています。

首差しは平均的で、距離適性の示唆はありません。

体高よりも体長の方が少し長く、低重心の馬体です。控えめに短距離適性を示唆します。

長短混在の馬体ですが、短距離適性の示唆が強く、総合的には短距離適性が高いと判断します。

能力

胸の広さは50.7度。優秀です。

前腕は管の長さの1.65倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.36倍。及第点です。

後肢の割合は33.2%。及第点です。

総合的に見て、能力はまずまず優秀と判断できます。

リスク

繋ぎが立っているため球節周りの靱帯へのダメージ・手根骨や指骨などの骨折リスクがあります。

また、右前肢以外に”肢部白斑”を持つため、皮膚炎などのトラブルを抱える可能性もあります。

蹄は見えないので考慮しませんが、おそらく”白蹄”でしょう。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

総合的に見てリスクは中程度と言えます。

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シンハディーパ2021


『シンハディーパ2021』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【DMMバヌーシー】シンハディーパ2021


 

馬体評価


『シンハディーパ2021』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダート

距離適性:中距離

能力:★★★★★★☆☆☆☆

丈夫さ:★★★★☆

 

馬体評価の根拠

【DMMバヌーシー】シンハディーパ2021馬体診断


『シンハディーパ2021』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は56.8度。

繋ぎが立ち気味のため、芝では力を発揮できないおそれがあります。

尻の形は”平行尻”で持続的な脚を使うのが得意なため、脚質的には先行有利なダートの方が向きそうです。

総合的に見て、馬場適性はダートと判断します。

距離適性

肩の角度は57.6度で立っています。短距離適性を示唆します。

尻の形は”平行尻”で、長距離適性を示唆しています。

首差しはやや長く、控えめに長距離適性を示唆しています。

体長と体高の長さが等しく、バランスが取れた馬体です。適性の示唆はありません。

長短混在の馬体で、長短どちらも極端な距離は対応できないと判断します。

能力

胸の広さは50.2度。優秀です。

前腕は管の長さの1.64倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.38倍。及第点です。

後肢の割合は34.0%。まずまず優秀です。

総合的に見て、能力はまずまず優秀と判断できます。

リスク

少し繋ぎが立っているため球節周りの靱帯へのダメージ・手根骨や指骨などの骨折リスクがあります。

また、左後肢に”肢部白斑”を持つため、皮膚炎などのトラブルを抱える可能性もあります。

蹄は見えないので考慮しませんが、おそらく”白蹄”でしょう。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

総合的に見てリスクは小さいと言えます。

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まとめ


以上で、DMMバヌーシーの『2022年度募集馬(21年産募集馬)の馬体評価・第2回は終わりとなります。


今回5頭を診断した結果、オススメは 

『コレクターアイテム2021』

となりました。


この記事が、皆さまの素敵な『POG/一口馬主クラブ』ライフの一助となれば大変光栄です。

馬体診断について詳しく知りたい方はこちら

おウマ
おウマ

最後まで読んでくれてありがとう!

ユーマ
ユーマ

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