DMMバヌーシーの評判は??
2022/10/03 ★3⇒★4に変更しました。
今回は、『DMMバヌーシー』について詳しく解説していきます。
『一口馬主クラブ解体新書』では、クラブの概要だけでなく、どのような特徴や傾向があるのか、オススメ度などの評価内容も詳しく紹介していきます。
DMMバヌーシーの評価
オススメ度
★★★★☆
項目 | 評価 |
---|---|
所属馬の成績 | ★★★☆☆ |
クラブサービス | ★★★★★ |
クラブの評判 | ★★★★☆ |
出資のしやすさ | ★★★☆☆ |
DMMバヌーシーの特徴
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各項目の評価
DMMバヌーシーのオススメ度は『星4つ』です。
各項目について詳しく見ていきましょう。
所属馬の成績
DMMバヌーシーは、2017年に発足した新興クラブです。
母体はかの有名なDMMで、大企業ならではのド派手なプロモーションで、華々しくオープンしました。
セレクトセールでも積極的高額馬を落札し、停滞していた一口馬主界に一石を投じる存在となりました。
直近の5年間の成績はこの通りです。
2015年産 | 2016年産 | 2017年産 | 2018年産 | 2019年産 | |
---|---|---|---|---|---|
募集頭数 | 3頭 | 13頭 | 13頭 | 13頭 | 11頭 |
デビュー率 | 100% | 92.3% | 100% | 100% | 100% |
勝ち上がり率 | 33.3% | 46.2% | 69.2% | 30.8% | 54.5% |
平均募集価格 | 15838万円 | 8035万円 | 8804万円 | 4846万円 | 2991万円 |
平均獲得賞金 | 1437万円 | 9671万円 | 2087万円 | 1864万円 | 670万円 |
平均回収率 | 8.9% | 120.4% | 23.7% | 38.5% | 22.4% |
初年度は3頭募集し、平均募集価格が1億6千万というとんでもない高額に設定されていました。
これはランニングコストをすべて含んだ募集価格で、最初に出資代金を支払ってしまえば、あとは費用が発生しないという出資システムによるものですが、それにしても高すぎると話題になりましたね。
結果は、初年度からキタノコマンドールがクラシックに参戦するなど、十分な成果を残しますが、回収率は10%を下回り、投資という面では厳しいデビューイヤーとなりました。
続く2016年産も変わらず高額設定でしたが、世界のラヴズオンリーユーを輩出し、8035万という平均募集価格を、平均獲得賞金9496万円で見事上回っています。
ちなみに、2022年5月時点で、2016年産の獲得賞金が募集価格を上回った馬はラヴズオンリーユーのみで、まさに救世主と言える馬ですね。
全体の成績に目を移すと、良血や名門出身の募集馬が多いこともあり、デビュー率は高い数値で安定していますね。
募集方式を他クラブと同様に変更してからは、ガクンと募集価格が下がっています。
2019年産は平均募集価格が3000万円を下回り、だいぶ良心を取り戻してきたかに思えましたが、2020年産は再び平均4300万超えのラインナップで、割高感は続きそうです。
※2022年1歳募集馬に関してはセリでの落札価格を下回る値段設定だけでなく、キャッシュバックもあり、以前とかなり印象が違う値付けでした。
※セレクトセールでの落札馬が募集馬のメイン層なので、全体的に高くなってしまうのは避けられませんね。
クラブサービス
DMMバヌーシーの特徴的なクラブサービスは以下の通りです。
①購入時 | 200円毎に 1ポイント |
②月額料金等引落時 | 200円毎に 1ポイント |
③デビュー戦出走時 | 50ポイント |
④初勝利時 | 150ポイント |
⑤重賞レース初出走時 | 250ポイント |
⑥G1レース初出走時 | 500ポイント |
⑦重賞/G3勝利時 | 500ポイント |
⑧G2勝利時 | 1250ポイント |
⑨G1勝利時 | 2500ポイント |
クラブの評判
DMMバヌーシーの評判について、ネット上の口コミを頼りに調査してみたところ、このような結果となりました。
DMMグループの力を思い知らされる、他クラブでは絶対に真似ができない動画コンテンツを中心に、クラブサービスに好感を抱いている人が多いようです。
また、セレクトセール出身の高額馬や、海外牧場の生産馬など、大舞台での活躍が期待できるラインナップとなっている点も魅力ですね。
一方で、結果が出ない馬の見切りは割と早く、出資した愛馬がクラブに重宝されないところなどに憤りを感じている方も多いようです。
このあたりは、愛馬に強い愛着を持たせるプロモーションの弊害でもありますね。
あとは、単純に募集価格が高いという意見も多かったです。
いくら名門・名血の募集馬とは言え、5000万、6000万も稼ぐ馬はなかなか出ませんから、投資という面ではリスキーなクラブですね。
『ゲームでは決して味わうことが出来ない、本物の競馬体験』というキャッチコピーにもあるように、投資という面よりも、『体験』を売る商品という位置付けの様に感じます。
出資のしやすさ
DMMバヌーシーは巧みなプロモーションや、元々のネームバリューもあって、発足当初から人気クラブとなっていました。
特に、ラヴズオンリーユーの活躍も受けて、出資馬を悠長に選定している暇はありません。
カタログが公開されたタイミングで、しっかり吟味して、募集開始時には出資馬が決まっている状態にしておかないといけません。
DMMバヌーシーの概要
DMMバヌーシーの法人概要と、主な活躍馬を紹介します。
DMMバヌーシーの『法人概要』
DMMバヌーシーの法人概要は以下の通りです。
愛馬会法人 | 株式会社 DMM.com 証券 |
住所 | 東京都中央区日本橋 2 丁目 7 番 1 号 |
公式サイト | https://banusy.dmm.com/ |
https://twitter.com/dmm_banusy | |
https://www.instagram.com/dmm_banusy/ | |
YouTube | https://www.youtube.com/channel/UC2xm0Erz52GF4aOEPcm0rYw |
クラブ法人 | DMM ドリームクラブ株式会社 |
住所 | 東京都中央区日本橋 2 丁目 7 番 1 号 |
DMMバヌーシーの『主な活躍馬』
DMMバヌーシーの主な活躍馬は以下の通りです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の一口馬主クラブ解体新書は、『DMMバヌーシー』を取り上げて紹介してきました。
この記事をまとめると…
【DMMバヌーシー】
オススメ度
『★★★★☆』
愛馬が世界で活躍したり、充実したコンテンツで愛馬の成長過程を見守ることができたり
一口馬主を趣味として考えている方にオススメです
一口馬主クラブ選びの一助になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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