【DMMバヌーシー】2022年1歳募集馬評価①【馬体診断】

【DMMバヌーシー】2021年産募集馬評価①【馬体診断】 一口馬主クラブ
この記事は約10分で読めます。

 

【2022年1歳募集馬の馬体評価】
DMMバヌーシー


今回は、DMMバヌーシーの『2022年1歳募集馬(21年産募集馬)の馬体評価です!


公表されている募集馬全15頭を、3回に分けて更新していきます。

【ご注意】
  • この馬体評価では、血統や厩舎など募集情報は考慮せず、馬体写真から得られる情報のみで評価しています。
  • そのため、診断結果がイメージ(兄弟の活躍や父馬の産駒傾向など)と相違することがあります。
  • また、”母を応援していた”や”芦毛が好きだから”といった能力以外の理由で、出資馬を選ぶことを否定するものでは一切ありません。
  • むしろ、文字通り”愛馬”として出資馬に愛着を持つことを推奨しています。
  • 以上をご了承いただき、愛馬を選ぶ際のご参考としていただければ幸いです。
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アルギュロス2021


『アルギュロス2021』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【DMMバヌーシー】アルギュロス2021


以下の項目を診断し、総合評価をつけています。

馬場適性の診断
  • 繋ぎの角度
  • 尻の形
距離適性の診断
  • 肩の角度
  • 尻の形
  • 重心の高低
  • 首の太さ・長さ
馬の能力の診断
  • 胸の広さ
  • 前腕と管の比
  • 長躯短背
  • 後肢の大きさ
注意するポイント
  • 肢部白斑
  • 不正肢勢
  • 繋ぎの角度
  • 管の長さ
  • 首の太さ
  • 尻の形
  • 背中の長さ

診断の根拠については馬体診断講座をご参照ください!


 
 

馬体評価


『アルギュロス2021』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダートの方が得意

距離適性:短距離(~1400m)

能力:★★★★★★☆☆☆☆

丈夫さ:★★★☆☆

 

馬体評価の根拠

【DMMバヌーシー】アルギュロス2021馬体診断


『アルギュロス2021』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は59.4度。

立ち繋ぎのため、芝では力を発揮できないおそれがあります。

一方、尻の形は”斜尻”で持続的な脚を使うのが苦手なため、脚質的には芝の方が向きそうです。

総合的に見て、ダート適性の方が高いでしょう。

距離適性

肩の角度は58.8度でかなり立っています。短距離適性を示唆します。

尻の形は”斜尻”で、短距離適性を示唆します。

首差しは短く、短距離適性を示唆します。

体高よりも体長の方が少し長く、低重心の馬体です。控えめに短距離適性を示唆します。

全ての特徴が短距離適性を示唆しており、生粋のスプリンターとなる可能性があります。

能力

胸の広さは48.0度。まずまず優秀です。

前腕は管の長さの1.71倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.29倍。見劣りします。

後肢の割合は33.9%。まずまず優秀です。

総合的に見て、能力はまずまず優秀と判断できます。

リスク

繋ぎが立っていて、角度は適正範囲外のため球節周りの靱帯へのダメージ・手根骨や指骨などの骨折リスクがあります。

あわせて、”斜尻”は高出力の推進を得る代価として傷みやすい特徴を持ちます。

また、右後肢に見られる”肢部白斑”と”白蹄”は、皮膚炎や蹄のトラブルを抱える可能性もあります。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

総合的に見て、リスクは中程度と見ます。

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ウィープノーモア2021


『ウィープノーモア2021』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【DMMバヌーシー】ウィープノーモア2021


 

馬体評価


『ウィープノーモア2021』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:不問(芝の方が得意)

距離適性:短~中距離

能力:★★★★★☆☆☆☆☆

丈夫さ:★★☆☆☆

 

馬体評価の根拠

【DMMバヌーシー】ウィープノーモア2021馬体診断


『ウィープノーモア2021』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は51.3度。

適性角度内で馬場不問の走りに期待できます。

尻の形は”斜尻”で瞬発力に長けた走りになりやすい特徴のため、脚質的には芝の方が向きそうです。

総合的に見て、馬場適性は不問(芝の方が得意)と考えます。

距離適性

肩の角度は57.8度で立っています。短距離適性を示唆します。

尻の形は”斜尻”で、短距離適性を強化します。

首差しは平均的で、適性の示唆はありません。

体高よりも体長の方が少し長く、低重心の馬体です。控えめに短距離適性を示唆します。

総合的に見て、距離適性は短めと言えるでしょう。

能力

胸の広さは50.1度。優秀です。

前腕は管の長さの1.64倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.28倍。見劣りします。

後肢の割合は31.7%。見劣りします。

総合的に見て、能力は及第点であると判断できます。

推進を生み出す後肢と、伝える背腹のラインが物足りないため、決め手に欠ける走りになるおそれがあります。

リスク

わずかに弓脚の傾向があります。

程度は小さいため、他部位の美点を優先して良いと思いますが、馬体が大きくなる場合はリスクも大きくなる可能性があります。

リスクを可能な限り避けたいと考える方にはオススメできません。

あわせて、”斜尻”は高出力の推進を得る代価として傷みやすい特徴を持ちます。

また、右前後肢に”肢部白斑”を持つため、皮膚炎などのトラブルを抱える可能性もあります。

蹄は見えないので考慮しませんが、おそらく”白蹄”でしょう。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

総合的に見て、リスクはやや高いと見ます。

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ヴィラ2021


『ヴィラ2021』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【DMMバヌーシー】ヴィラ2021


 

馬体評価


『ヴィラ2021』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:不問(ダートの方が得意)

距離適性:短~中距離

能力:★★★★★★☆☆☆☆

丈夫さ:★★★★★

 

馬体評価の根拠

【DMMバヌーシー】ヴィラ2021馬体診断


『ヴィラ2021』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は53.8度。

適性角度内で馬場不問の走りに期待できます。

尻の形は”平行尻気味”で持続的な脚を使うのに長け、脚質的にはダートの方が向きそうです。

総合的に見て、馬場適性は不問(ダートの方が得意)と判断します。

距離適性

肩の角度は57.1度で立っています。短距離適性を示唆します。

尻の形は”平行尻気味”で、控えめに長距離適性を強化します。

首差しは平均的で、距離適性の示唆はありません。

体高よりも体長の方が長く、低重心な馬体です。控えめに短距離適性を示唆します。

総合的に見て、短距離適性の適性が高いと診断します。

能力

胸の広さは50.7度。優秀です。

前腕は管の長さの1.65倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.35倍。及第点です。

後肢の割合は32.6%。及第点です。

総合的に見て、能力はまずまず優秀と判断できます。

リスク

骨折などの重大な怪我に繋がるリスクとなる特徴は見られません。

強いて挙げるなら、右後肢に”肢部白斑”を持つため、皮膚炎などのトラブルを抱える可能性もあります。

蹄は見えないので考慮しませんが、おそらく”一部白蹄”でしょう。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

総合的に見て、リスクは小さいと見ます。

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カデナダムール2021


『カデナダムール2021』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【DMMバヌーシー】カデナダムール2021


 

馬体評価


『カデナダムール2021』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダート

距離適性:短~中距離

能力:★★★★★☆☆☆☆☆

丈夫さ:★★☆☆☆

 

馬体評価の根拠

【DMMバヌーシー】カデナダムール2021馬体診断


『カデナダムール2021』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は63.4度。

かなりの立ち繋ぎで、芝のレースでの出走はリスクが高いでしょう。

一方、尻の形は”斜尻”で持続的な脚を使うのが苦手なため、脚質的には芝の方が向きそうです。

総合的に見て、馬場適性はダートと判断します。

距離適性

肩の角度は59.3度でかなり立っています。強く短距離適性を示唆します。

尻の形は”斜尻”で、短距離適性を強化します。

首差しは平均的でで、距離適性の示唆はありません。

体長よりも体高の方がだいぶ長く、高重心の馬体です。長距離適性を示唆します。

長短混在の馬体ですが、短距離適性の示唆が強く、短距離適性の適性が高いと診断します。

能力

胸の広さは47.7度。まずまず優秀です。

前腕は管の長さの1.64倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.31倍。少し物足りません。

後肢の割合は32.8%。少し物足りません。

総合的に見て、能力は及第点と判断できます。

リスク

繋ぎが立っていて、角度は適正範囲外のため球節周りの靱帯へのダメージ・手根骨や指骨などの骨折リスクがあります。

あわせて、”斜尻”は高出力の推進を得る代価として傷みやすい特徴を持ちます。

また、右後肢に”肢部白斑”を持つため、皮膚炎などのトラブルを抱える可能性もあります。

蹄は見えないので考慮しませんが、おそらく”一部白蹄”でしょう。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

総合的に見て、リスクはやや高いと見ます。

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カンデラ2021


『カンデラ2021』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【DMMバヌーシー】カンデラ2021


 

馬体評価


『カンデラ2021』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:不問(芝の方が得意)

距離適性:短~中距離

能力:★★★★★★☆☆☆☆

丈夫さ:★★★★★

 

馬体評価の根拠

【DMMバヌーシー】カンデラ2021馬体診断


『カンデラ2021』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は46.7度。

適性角度内で馬場不問の走りに期待できます。

尻の形は”わずかに斜尻”で、脚質的には芝の方が向きそうです。

総合的に見て、馬場適性は不問(芝の方が得意)と判断します。

距離適性

肩の角度は57.2度で立っています。短距離適性を示唆します。

尻の形は”わずかに斜尻”で、控えめに短距離適性を示唆します。

首差しは平均的で、距離適性の示唆はありません。

体高よりも体長の方がかなり長く、低重心の馬体です。短距離適性を示唆します。

短距離適性の示唆が強く、短い距離で活躍する可能性があります。

能力

胸の広さは48.7度。まずまず優秀です。

前腕は管の長さの1.63倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.31倍。やや物足りません。

後肢の割合は32.5%。やや物足りません。

総合的に見て、能力はまずまず優秀と判断できます。

リスク

骨折などの重大な怪我に繋がるリスクとなる特徴は見られません。

強いて挙げるなら、”斜尻”は高出力の推進を得る代価として傷みやすい特徴を持ちます。

総合的に見てリスクは小さいと言えます。

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まとめ


以上で、DMMバヌーシーの『2022年度募集馬(21年産募集馬)の馬体評価・第1回は終わりとなります。


今回5頭を診断した結果、 

『ヴィラ2021』

をオススメします。


この記事が、皆さまの素敵な『POG/一口馬主クラブ』ライフの一助となれば大変光栄です。

馬体診断について詳しく知りたい方はこちら

おウマ
おウマ

最後まで読んでくれてありがとう!

ユーマ
ユーマ

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