【DMMバヌーシー】2022年1歳募集馬評価③【馬体診断】

【DMMバヌーシー】2021年産募集馬評価③【馬体診断】 一口馬主クラブ
この記事は約9分で読めます。

 

【2022年1歳募集馬の馬体評価】
DMMバヌーシー


今回は、DMMバヌーシーの『2022年1歳募集馬(21年産募集馬)の馬体評価です!


公表されている募集馬全15頭を、3回に分けて更新していきます。

【ご注意】
  • この馬体評価では、血統や厩舎など募集情報は考慮せず、馬体写真から得られる情報のみで評価しています。
  • そのため、診断結果がイメージ(兄弟の活躍や父馬の産駒傾向など)と相違することがあります。
  • また、”母を応援していた”や”芦毛が好きだから”といった能力以外の理由で、出資馬を選ぶことを否定するものでは一切ありません。
  • むしろ、文字通り”愛馬”として出資馬に愛着を持つことを推奨しています。
  • 以上をご了承いただき、愛馬を選ぶ際のご参考としていただければ幸いです。


今回は第3回目になります。前回の記事はこちら。

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タミーン2021


『タミーン2021』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【DMMバヌーシー】タミーン2021


以下の項目を診断し、総合評価をつけています。

馬場適性の診断
  • 繋ぎの角度
  • 尻の形
距離適性の診断
  • 肩の角度
  • 尻の形
  • 重心の高低
  • 首の太さ・長さ
馬の能力の診断
  • 胸の広さ
  • 前腕と管の比
  • 長躯短背
  • 後肢の大きさ
注意するポイント
  • 肢部白斑
  • 不正肢勢
  • 繋ぎの角度
  • 管の長さ
  • 首の太さ
  • 尻の形
  • 背中の長さ

診断の根拠については馬体診断講座をご参照ください!


 
 

馬体評価


『タミーン2021』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:不問

距離適性:短距離

能力:★★★★★★★★☆☆

丈夫さ:★★★★☆

 

馬体評価の根拠

【DMMバヌーシー】タミーン2021馬体診断


『タミーン2021』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は54.2度。

適性角度内で馬場不問の走りに期待できます。

尻の形は”正尻”なので、脚質的な馬場適性の示唆はありません。

総合的に見て、馬場適性は不問と診断しました。

距離適性

肩の角度は55.3度で立っています。短距離適性を示唆しています。

尻の形は”正尻”で、距離適性の示唆はありません。

立たせ方の影響もありますが、首差しはかなり短く、短距離適性を強く示唆しています。

体長と体高の長さはほぼ等しく、バランスが取れた馬体です。適性の示唆はありません。

総じて短距離適性の示唆が強く、スプリンタータイプの馬体と言えます。

能力

胸の広さは50.8度。優秀です。

前腕は管の長さの1.81倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.47倍。優秀です。

後肢の割合は36.0%。とてつもなく優秀です。

総合的に見て、能力はかなり優秀と判断できます。

リスク

骨折などの重大な怪我に繋がるリスクとなる特徴は見られません。

強いて言えば、四肢に”肢部白斑”と”白蹄”を持つため、皮膚炎などのトラブルを抱える可能性もあります。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

リスクは小さいと言えるでしょう。

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パセンジャーシップ2021


『パセンジャーシップ2021』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【DMMバヌーシー】パセンジャーシップ2021


 

馬体評価


『パセンジャーシップ2021』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダートの方が得意

距離適性:短距離

能力:★★★★★★☆☆☆☆

丈夫さ:★★★☆☆

 

馬体評価の根拠

【DMMバヌーシー】パセンジャーシップ2021馬体診断


『パセンジャーシップ2021』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は56.3度。

繋ぎが立ち気味のため、芝では力を発揮できないおそれがあります。

尻の形は”正尻”で、脚質的な適性の示唆はありません。

総合的に見て、馬場適性はダートの方が得意と診断しました。

距離適性

肩の角度は56.4度で立っています。短距離適性を示唆しています。

尻の形は”正尻”で、距離適性の示唆はありません。

首差しは短く、短距離適性を示唆しています。

体高よりも体長の方がかなり長く、低重心の馬体です。短距離適性を示唆しています。

総じて短距離適性の示唆が強く、スプリンタータイプの馬体と言えます。

能力

胸の広さは53.2度。かなり優秀です。

前腕は管の長さの1.69倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.37倍。及第点です。

後肢の割合は33.7%。及第点です。

長所と短所がはっきりした馬体ですね。

総合的に見て、能力はまずまず優秀であると判断できます。

リスク

繋ぎが立っていて、角度は適正範囲外のため球節周りの靱帯へのダメージ・手根骨や指骨などの骨折リスクがあります。

他に気になる点はありません。

リスクは中程度と言えるでしょう。

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パンデリング2021


『パンデリング2021』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【DMMバヌーシー】パンデリング2021


 

馬体評価


『パンデリング2021』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダートの方が得意

距離適性:短~中距離

能力:★★★★★★☆☆☆☆

丈夫さ:★★☆☆☆

 

馬体評価の根拠

【DMMバヌーシー】パンデリング2021馬体診断


『パンデリング2021』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は56.3度。

繋ぎが立っているため、芝では力を発揮できないおそれがあります。

尻の形は”正尻”で、適性に影響はありません。

総合的に見て、馬場適性はダートの方が得意と診断しました。

距離適性

肩の角度は55.4度で立っています。短距離適性を示唆しています。

尻の形は”正尻”で、適性に影響はありません。

首差しは平均的で、距離適性の示唆はありません。

体高よりも体長の方が長く、低重心の馬体です。短距離適性を示唆しています。

総合的に見て、短距離への適性が高い馬体と言えます。

能力

胸の広さは51.7度。優秀です。

前腕は管の長さの1.7倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.38倍。及第点です。

後肢の割合は32.2%。見劣りします。

総合的に見て、能力はまずまず優秀と判断できます。

リスク

繋ぎが立っているため、球節周りの靱帯へのダメージ・手根骨や指骨などの骨折リスクがあります。

あわせて、膝被りも見られるので、締まって硬い馬場などでは手根骨等へのダメージが心配されます。

リスクはやや高いと判断します。

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メジロツボネ2021


『メジロツボネ2021』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【DMMバヌーシー】メジロツボネ2021


 

馬体評価


『メジロツボネ2021』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:不問(芝の方が得意)

距離適性:短~中距離

能力:★★★★★☆☆☆☆☆

丈夫さ:★★★★★

 

馬体評価の根拠

【DMMバヌーシー】メジロツボネ2021馬体診断


『メジロツボネ2021』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は52.9度。

適性角度内で馬場不問の走りに期待できます。

尻の形は”斜尻”で、瞬発力に長けるため脚質的には芝での走りに有利な特徴です。

総合的に見て、不問(芝の方が得意)でしょう。

距離適性

肩の角度は57.4度で立っています。短距離適性を示唆しています。

尻の形は”斜尻”で、短距離適性を強化しています。

首差しはやや長く、控えめに長距離適性を示唆しています。

体高よりも体長の方がやや長く、低重心の馬体です。短距離適性を示唆しています。

長短混在の馬体ですが、短距離適性の示唆が強く、総合的には短距離適性が高いと判断します。

能力

胸の広さは50.6度。優秀です。

前腕は管の長さの1.7倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.27倍。物足りません。

後肢の割合は31.0%。物足りません。

総合的に見て、能力は及第点と判断できます。

リスク

骨折などの重大な怪我に繋がるリスクとなる特徴は見られません。

強いて言えば、”斜尻”は高出力の推進を得る代価として傷みやすい特徴を持ちます。

また、右後肢に”肢部白斑”を持つため、皮膚炎などのトラブルを抱える可能性もあります。

蹄は見えないので考慮しませんが、おそらく”一部白蹄”でしょう。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

総合的に見てリスクは小さいと言えます。

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ルナティアーラ2021


『ルナティアーラ2021』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【DMMバヌーシー】ルナティアーラ2021


 

馬体評価


『ルナティアーラ2021』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:不問

距離適性:不問(~2400m)

能力:★★★★★★★☆☆☆

丈夫さ:★★★★★

 

馬体評価の根拠

【DMMバヌーシー】ルナティアーラ2021馬体診断


『ルナティアーラ2021』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は52.3度。

適性角度内で馬場不問の走りに期待できます。

尻の形は”正尻”で、脚質的な適性の示唆はありません。

総合的に見て、馬場不問の活躍が見込めるでしょう。

距離適性

肩の角度は55.7度で立っています。短距離適性を示唆しています。

尻の形は”正尻”で、適性の示唆はありません。

首差しは平均的で、適性の示唆はありません。

体長と体高の長さはほぼ等しく、バランスが取れた馬体です。適性の示唆はありません。

適性の示唆が少なく、万能にこなしてくれそうですが、短距離適性の方がわずかに優勢です。

能力

胸の広さは51.6度。優秀です。

前腕は管の長さの1.73倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.39倍。まずまず優秀です。

後肢の割合は34.0%。優秀です。

総合的に見て、能力は優秀と判断できます。

リスク

骨折などの重大な怪我に繋がるリスクとなる特徴は見られません。

強いて言えば、四肢に”肢部白斑”と”白蹄”を持つため、皮膚炎などのトラブルを抱える可能性もあります。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

総合的に見てリスクは小さいと言えます。

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まとめ


以上で、DMMバヌーシーの『2022年1歳募集馬(21年産募集馬)の馬体評価・第3回は終わりとなります。


今回4頭を診断した結果、オススメは 

『タミーン2021』

次点で

『ルナティアーラ2021』

という結果になりました。


この記事が、皆さまの素敵な『POG/一口馬主クラブ』ライフの一助となれば大変光栄です。

馬体診断について詳しく知りたい方はこちら

おウマ
おウマ

最後まで読んでくれてありがとう!

ユーマ
ユーマ

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