【シルクホースクラブ】2022年1歳募集馬評価④【馬体診断】

【シルクホースクラブ】2021年産募集馬評価④【馬体診断】 一口馬主クラブ
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【2022年1歳募集馬の馬体評価】
シルクホースクラブ


この記事では、シルクホースクラブの『2022年1歳募集馬(21年産募集馬)の馬体評価を行っています!


今回は、”人気ランキング TOP/WORST 10”で紹介した20頭を5頭ずつ、4回に分けて診断していきます。


今後も、公表されている募集馬全77頭から、ピックアップして馬体診断していきます。


シルクホースクラブでの出資をご検討の方は要チェックです!

【ご注意】
  • この馬体評価では、血統や厩舎など募集情報は考慮せず、馬体写真から得られる情報のみで評価しています。
  • そのため、診断結果がイメージ(兄弟の活躍や父馬の産駒傾向など)と相違することがあります。
  • また、”母を応援していた”や”芦毛が好きだから”といった能力以外の理由で、出資馬を選ぶことを否定するものでは一切ありません。
  • むしろ、文字通り”愛馬”として出資馬に愛着を持つことを推奨しています。
  • 以上をご了承いただき、愛馬を選ぶ際のご参考としていただければ幸いです。
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レディバードの21


『レディバードの21』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【シルクホースクラブ】21レディバードの21


以下の項目を診断し、総合評価をつけています。

馬場適性の診断
  • 繋ぎの角度
  • 尻の形
距離適性の診断
  • 肩の角度
  • 尻の形
  • 重心の高低
  • 首の太さ・長さ
馬の能力の診断
  • 胸の広さ
  • 前腕と管の比
  • 長躯短背
  • 後肢の大きさ
注意するポイント
  • 肢部白斑
  • 不正肢勢
  • 繋ぎの角度
  • 管の長さ
  • 首の太さ
  • 尻の形
  • 背中の長さ

診断の根拠については馬体診断講座をご参照ください!


 
 

馬体評価


『レディバードの21』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:不問(ダートの方が得意)

距離適性:短~中距離

能力:★★★★★★☆☆☆☆

丈夫さ:★★★☆☆

 

馬体評価の根拠

【シルクホースクラブ】21レディバードの21馬体診断


『レディバードの21』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は55.9度。

わずかに適正角度外で立ち繋ぎとなるため、芝ではグリップ力が足らず滑ってしまう可能性があります。

尻の形は”正尻”で、脚質的な適性の示唆はありません。

総合的に見て、不問(ダート適性の方が高い)でしょう。

距離適性

肩の角度は53.9度で立っています。短距離適性を示唆します。

尻の形は”正尻”で、距離適性の示唆はありません。

首差しはやや短く、控えめに短距離適性を示唆します。

体高と体長の長さはほぼ等しく、バランスが取れた馬体です。適性の示唆はありません。

短距離適性の示唆が優勢のため、短めの距離が得意と判断します。

能力

胸の広さは54.6度。かなり優秀です。

前腕は管の長さの1.85倍。とてつもなく優秀です。

腹のラインは背のラインの1.37倍。及第点です。

後肢の割合は34.0%。まずまず優秀です。

総合的に見て、能力はまずまず優秀と判断できます。

力強い前脚の捌きに期待できますが、後方からの推進が前方に伝わりにくく、長所を活かし切れない可能性があります。

リスク

繋ぎが立っていて、角度は適正範囲外のため球節周りの靱帯へのダメージ・手根骨や指骨などの骨折リスクがあります。

また、左後肢に見られる”肢部白斑”と”白蹄”は、皮膚炎や蹄のトラブルを抱える可能性もあります。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

総合的に見て、リスクは中程度と見ます。

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エリーシエズワールドの21


『エリーシエズワールドの21』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【シルクホースクラブ】79エリーシエズワールドの21


 

馬体評価


『エリーシエズワールドの21』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダートの方が得意

距離適性:短~中距離

能力:★★★★★★☆☆☆☆

丈夫さ:★★★★★

 

馬体評価の根拠

【シルクホースクラブ】79エリーシエズワールドの21馬体診断


『エリーシエズワールドの21』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は55.3度。

わずかに適正角度外で立ち繋ぎとなるため、芝ではグリップ力が足らず滑ってしまう可能性があります。

尻の形は”平行尻”で持続力に長けた走りになりやすい特徴のため、脚質的にはダートの方が向きそうです。

総合的に見て、馬場適性はダートの方が得意と考えます。

距離適性

肩の角度は53.4度で少し立っています。控えめに短距離適性を示唆します。

尻の形は”平行尻”で、長距離適性を強化します。

首差しは短く、短距離適性を示唆します。

体高と体長の長さが等しく、バランスが取れた馬体です。適性の示唆はありません。

長短混在の馬体ですが、総合的に見て距離適性は短めと言えるでしょう。

平行尻はダッシュ力に乏しいため、スプリントレースで戦う場合は相当なスピード能力が求められます。

能力

胸の広さは50.1度。優秀です。

前腕は管の長さの1.75倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.36。及第点です。

後肢の割合は35.1%。かなり優秀です。

総合的に見て、能力はまずまず優秀であると判断できます。

リスク

骨折などの重大な怪我に繋がるリスクとなる特徴は見られません。

強いて挙げるなら、四肢に”肢部白斑”と”一部白蹄”を持つため、皮膚炎などのトラブルを抱える可能性もあります。

蹄は見えないので考慮しませんが、おそらく”白蹄”でしょう。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

総合的に見て、リスクは小さいと見ます。

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レツィーナの21


『レツィーナの21』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【シルクホースクラブ】31レツィーナの21


 

馬体評価


『レツィーナの21』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダートの方が得意

距離適性:中~長距離

能力:★★★★★★☆☆☆☆

丈夫さ:★★★★★

 

馬体評価の根拠

【シルクホースクラブ】31レツィーナの21馬体診断


『レツィーナの21』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は58.7度。

繋ぎが立ち気味のため、芝では力を発揮できないおそれがあります。

尻の形は”平行尻気味”で持続的な脚を使うのに長け、脚質的にはダートの方が向きそうです。

総合的に見て、馬場適性はダートの方が得意と判断します。

距離適性

肩の角度は55.9度で立っています。短距離適性を示唆します。

尻の形は”平行尻”で、長距離適性を強化します。

首差しは長く、長距離適性を示唆しています。

体長よりも体高の方が長く、高重心な馬体です。長距離適性を示唆します。

総合的に見て、長距離の適性が高いと診断します。

能力

胸の広さは51.8度。優秀です。

前腕は管の長さの1.65倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.39倍。及第点です。

後肢の割合は34.0%。まずまず優秀です。

総合的に見て、能力はまずまず優秀と判断できます。

リスク

骨折などの重大な怪我に繋がるリスクとなる特徴は見られません。

強いて挙げるなら、両後肢に”肢部白斑”と”白蹄”を持つため、皮膚炎などのトラブルを抱える可能性もあります。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

総合的に見て、リスクは小さいと見ます。

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ルナリアの21


『ルナリアの21』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【シルクホースクラブ】37ルナリアの21


 

馬体評価


『ルナリアの21』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:不問(芝の方が得意)

距離適性:短~中距離

能力:★★★★★★★★☆☆

丈夫さ:★★★★★

 

馬体評価の根拠

【シルクホースクラブ】37ルナリアの21馬体診断


『ルナリアの21』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は54.8度。

適性角度内で馬場不問の走りに期待できます。

尻の形は”斜尻”で瞬発力に長けた特徴のため、脚質的には芝の方が向きそうです。

総合的に見て、馬場適性は不問(芝の方が得意)と判断します。

距離適性

肩の角度は54.2度で立っています。短距離適性を示唆します。

尻の形は”斜尻”で、短距離適性を強化します。

首差しは平均的で、距離適性の示唆はありません。

体高と体長の長さが等しく、バランスが取れた馬体です。適性の示唆はありません。

短距離適性の示唆が強く、短距離レースの適性が高いと診断します。

能力

胸の広さは54.3度。かなり優秀です。

前腕は管の長さの1.67倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.44倍。まずまず優秀です。

後肢の割合は36.5%。かなり優秀です。

総合的に見て、能力はかなり優秀と判断できます。

リスク

骨折などの重大な怪我に繋がるリスクとなる特徴は見られません。

強いて挙げるなら、”斜尻”は高出力の推進を得る代価として傷みやすい特徴を持ちます。

総合的に見て、リスクは小さいと見ます。

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グリントオブライトの21


『グリントオブライトの21』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【シルクホースクラブ】61グリントオブライトの21


 

馬体評価


『グリントオブライトの21』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダートの方が得意

距離適性:中距離

能力:★★★★★★☆☆☆☆

丈夫さ:★★★★★

 

馬体評価の根拠

【シルクホースクラブ】61グリントオブライトの21馬体診断


『グリントオブライトの21』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は57.3度。

繋ぎが立ち気味のため、芝では力を発揮できないおそれがあります。

尻の形は”正尻”で、脚質的な馬場適性の示唆はありません。

総合的に見て、馬場適性はダートの方が得意と判断します。

距離適性

肩の角度は57.3度で立っています。短距離適性を示唆します。

尻の形は”正尻”で、距離適性の示唆はありません。

首差しは平均的で、距離適性の示唆はありません。

体長よりも体高の方が長く、高重心の馬体です。長距離適性を示唆します。

長短混在の馬体で、長短どちらも極端な距離は対応できないと判断します。

能力

胸の広さは52.1度。かなり優秀です。

前腕は管の長さの1.69倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.43倍。まずまず優秀です。

後肢の割合は33.7%。及第点です。

総合的に見て、能力はまずまず優秀と判断できます。

リスク

骨折などの重大な怪我に繋がるリスクとなる特徴は見られません。

丈夫な馬体であると言えるでしょう。

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まとめ


以上で、シルクホースクラブの『2022年度募集馬(21年産募集馬)の馬体評価・第4回は終わりとなります。


今回5頭を診断した結果、 

『ルナリアの21』

をオススメします。


この記事が、皆さまの素敵な『POG/一口馬主クラブ』ライフの一助となれば大変光栄です。

馬体診断について詳しく知りたい方はこちら

おウマ
おウマ

最後まで読んでくれてありがとう!

ユーマ
ユーマ

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