【シルクホースクラブ】2022年1歳募集馬評価③【馬体診断】

【シルクホースクラブ】2021年産募集馬評価③【馬体診断】 一口馬主クラブ
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【2022年1歳募集馬の馬体評価】
シルクホースクラブ


この記事では、シルクホースクラブの『2022年1歳募集馬(21年産募集馬)の馬体評価を行っています!


今回は、”人気ランキング TOP/WORST 10”で紹介した20頭を5頭ずつ、4回に分けて診断していきます。


今後も、公表されている募集馬全77頭から、ピックアップして馬体診断していきます。


シルクホースクラブでの出資をご検討の方は要チェックです!

【ご注意】
  • この馬体評価では、血統や厩舎など募集情報は考慮せず、馬体写真から得られる情報のみで評価しています。
  • そのため、診断結果がイメージ(兄弟の活躍や父馬の産駒傾向など)と相違することがあります。
  • また、”母を応援していた”や”芦毛が好きだから”といった能力以外の理由で、出資馬を選ぶことを否定するものでは一切ありません。
  • むしろ、文字通り”愛馬”として出資馬に愛着を持つことを推奨しています。
  • 以上をご了承いただき、愛馬を選ぶ際のご参考としていただければ幸いです。
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ターシャズスターの21


『ターシャズスターの21』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【シルクホースクラブ】71ターシャズスターの21


以下の項目を診断し、総合評価をつけています。

馬場適性の診断
  • 繋ぎの角度
  • 尻の形
距離適性の診断
  • 肩の角度
  • 尻の形
  • 重心の高低
  • 首の太さ・長さ
馬の能力の診断
  • 胸の広さ
  • 前腕と管の比
  • 長躯短背
  • 後肢の大きさ
注意するポイント
  • 肢部白斑
  • 不正肢勢
  • 繋ぎの角度
  • 管の長さ
  • 首の太さ
  • 尻の形
  • 背中の長さ

診断の根拠については馬体診断講座をご参照ください!


 
 

馬体評価


『ターシャズスターの21』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:不問

距離適性:不問

能力:★★★★★★★☆☆☆

丈夫さ:★★★★★

 

馬体評価の根拠

【シルクホースクラブ】71ターシャズスターの21馬体診断


『ターシャズスターの21』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は52.6度。

適性角度内で馬場不問の走りに期待できます。

尻の形は”正尻”で、脚質的な馬場適性の示唆はありません。

総合的に見て、馬場適性は不問と判断します。

距離適性

肩の角度は52.5度で少し立っています。控えめに短距離適性を示唆します。

尻の形は”正尻”で、距離適性の示唆はありません。

首差しは平均的で、距離適性の示唆はありません。

体高と体長の長さが等しく、バランスの取れた馬体です。距離適性の示唆はありません。

適性の示唆が少なく、距離不問の活躍に期待できます

能力

胸の広さは51.9度。優秀です。

前腕は管の長さの1.73倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.53倍。かなり優秀です。

後肢の割合は34.0%。まずまず優秀です。

総合的に見て、能力は優秀と判断できます。

リスク

骨折などの重大な怪我に繋がるリスクとなる特徴は見られません。

丈夫な馬体であると言えるでしょう。

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デルフィニアⅡの21


『デルフィニアⅡの21』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【シルクホースクラブ】43デルフィニアⅡの21


 

馬体評価


『デルフィニアⅡの21』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダート

距離適性:中~長距離

能力:★★★★★★★☆☆☆

丈夫さ:☆☆☆☆☆

 

馬体評価の根拠

【シルクホースクラブ】43デルフィニアⅡの21馬体診断


『デルフィニアⅡの21』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は56.5度。

繋ぎが立ち気味のため、芝では力を発揮できないおそれがあります。

尻の形は”やや平行尻”で持続力に長けた走りになりやすい特徴のため、脚質的にはダートの方が向きそうです。

総合的に見て、馬場適性はダートと考えます。

距離適性

肩の角度は52.3度で少し立っています。控えめに短距離適性を示唆します。

尻の形は”やや平行尻”で、控えめに長距離適性を強化します。

首差しは平均的で、適性の示唆はありません。

体長よりも体高の方が少し長く、高重心の馬体です。控えめに長距離適性を示唆します。

長短混在の馬体ですが、総合的に見て距離適性は長めと言えるでしょう。

能力

胸の広さは54.7度。かなり優秀です。

前腕は管の長さの1.63倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.51倍。かなり優秀です。

後肢の割合は33.9%。まずまず優秀です。

総合的に見て、能力は優秀であると判断できます。

リスク

弓脚の傾向があります。

目視で確認できるレベルのため、屈腱や靱帯に大きな負荷が掛かると予想されます。

高い能力を考慮しても、オススメできません。

強いて抜け穴を探すなら、立ち繋ぎなので球節の沈み込みが小さく、屈腱等の負荷が少しは和らぐかもしれません。

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サンデースマイルⅡの21


『サンデースマイルⅡの21』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【シルクホースクラブ】11サンデースマイルⅡの21


 

馬体評価


『サンデースマイルⅡの21』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:不問(ダートの方が得意)

距離適性:不問(やや短距離)

能力:★★★★★★★☆☆☆

丈夫さ:★★★★★

 

馬体評価の根拠

【シルクホースクラブ】11サンデースマイルⅡの21馬体診断


『サンデースマイルⅡの21』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は55.0度。

適正角度内ですが、立ち気味で芝ではグリップ力が足らず滑ってしまう可能性があります。

尻の形は”斜尻気味”で瞬発力に長け、脚質的には芝の方が向きそうです。

総合的に見て、馬場適性は不問(ダートの方が得意)と判断します。

距離適性

肩の角度は53.2度で少し立っています。控えめに短距離適性を示唆します。

尻の形は”斜尻気味”で、控えめに短距離適性を強化します。

首差しは平均的で、距離適性の示唆はありません。

体高と体長の長さはほぼ等しく、バランスが取れた馬体です。距離適性の示唆はありません。

適性の示唆が小さく、距離不問の活躍に期待できますが、やや短距離適性の適性が高いと診断します。

能力

胸の広さは52.3度。かなり優秀です。

前腕は管の長さの1.66倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.49倍。優秀です。

後肢の割合は34.7%。優秀です。

総合的に見て、能力は優秀と判断できます。

リスク

骨折などの重大な怪我に繋がるリスクとなる特徴は見られません。

強いて挙げるなら、左後肢に”肢部白斑”と”白蹄”を持つため、皮膚炎などのトラブルを抱える可能性もあります。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

総合的に見て、リスクは小さいと見ます。

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クードラパンの21


『クードラパンの21』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【シルクホースクラブ】2クードラパンの21


 

馬体評価


『クードラパンの21』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダートの方が得意

距離適性:短~中距離

能力:★★★★★★★☆☆☆

丈夫さ:★★★☆☆

 

馬体評価の根拠

【シルクホースクラブ】2クードラパンの21馬体診断


『クードラパンの21』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は56.8度。

繋ぎが立ち気味のため、芝では力を発揮できないおそれがあります。

一方、尻の形は”斜尻”で持続的な脚を使うのが苦手なため、脚質的には芝の方が向きそうです。

総合的に見て、馬場適性はダートの方が得意と判断します。

距離適性

肩の角度は53.3度でやや立っています。控えめに短距離適性を示唆します。

尻の形は”斜尻”で、短距離適性を強化します。

首差しは平均的で、距離適性の示唆はありません。

体長よりも体高の方が長く、高重心の馬体です。長距離適性を示唆します。

長短混在の馬体ですが、短距離適性の示唆が強く、短距離適性の適性が高いと診断します。

能力

胸の広さは50.3度。優秀です。

前腕は管の長さの1.69倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.48倍。優秀です。

後肢の割合は34.8%。優秀です。

総合的に見て、能力は優秀と判断できます。

リスク

繋ぎが立っていて、角度は適正範囲外のため球節周りの靱帯へのダメージ・手根骨や指骨などの骨折リスクがあります。

あわせて、”斜尻”は高出力の推進を得る代価として傷みやすい特徴を持ちます。

総合的に見て、リスクは中程度と見ます。

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サダムグランジュテの21


『サダムグランジュテの21』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【シルクホースクラブ】29サダムグランジュテの21


 

馬体評価


『サダムグランジュテの21』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダートの方が得意

距離適性:短~中距離

能力:★★★★★★☆☆☆☆

丈夫さ:★★★☆☆

 

馬体評価の根拠

【シルクホースクラブ】29サダムグランジュテの21馬体診断


『サダムグランジュテの21』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は60.0度。

繋ぎが立ち気味のため、芝では力を発揮できないおそれがあります。

尻の形は”斜尻”で、脚質的には芝の方が向きそうです。

総合的に見て、馬場適性はダートの方が得意と判断します。

距離適性

肩の角度は54.1度で立っています。短距離適性を示唆します。

尻の形は”斜尻”で、短距離適性を示唆します。

首差しは平均的で、距離適性の示唆はありません。

体高と体長の長さはほぼ等しく、バランスが取れた馬体です。距離適性の示唆はありません。

短距離適性の示唆が強く、短い距離で活躍する可能性があります。

能力

胸の広さは55.1度。かなり優秀です。

前腕は管の長さの1.72倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.45倍。優秀です。

後肢の割合は33.6%。及第点です。

総合的に見て、能力はまずまず優秀と判断できます。

リスク

繋ぎが立っていて、角度は適正範囲外のため球節周りの靱帯へのダメージ・手根骨や指骨などの骨折リスクがあります。

あわせて、”斜尻”は高出力の推進を得る代価として傷みやすい特徴を持ちます。

総合的に見て、リスクは中程度と見ます。

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まとめ


以上で、シルクホースクラブの『2022年度募集馬(21年産募集馬)の馬体評価・第3回は終わりとなります。


今回5頭を診断した結果、オススメは 

『ターシャズスターの21』

次点で

『サンデースマイルⅡの21』

という結果になりました。


この記事が、皆さまの素敵な『POG/一口馬主クラブ』ライフの一助となれば大変光栄です。

馬体診断について詳しく知りたい方はこちら

おウマ
おウマ

最後まで読んでくれてありがとう!

ユーマ
ユーマ

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