グリーンファーム愛馬会の評判【一口馬主クラブ解体新書】

　

今回は、『グリーンファーム愛馬会』について詳しく解説していきます。


『一口馬主クラブ解体新書』では、クラブの概要だけでなく、どのような特徴や傾向があるのか、オススメ度などの評価内容も詳しく紹介していきます。

グリーンファーム愛馬会の評価

項目	評価
所属馬の成績	★★★☆☆
クラブサービス	★★☆☆☆
クラブの評判	★★★☆☆
出資のしやすさ	★★★★☆

　

グリーンファーム愛馬会の特徴

　

各項目の評価

グリーンファーム愛馬会のオススメ度は『星３つ』です。
　

各項目について詳しく見ていきましょう。
　

所属馬の成績

グリーンファーム愛馬会は1980年代から存続している、一口馬主クラブ界でも古参のクラブです。

　
代表の河野二郎氏は政治家の『河野太郎』氏の弟であることが有名です。


直近の５年間の成績はこの通りです。

	2015年産	2016年産	2017年産	2018年産	2019年産
募集頭数	20頭	17頭	18頭	19頭	18頭
デビュー率	100％	94.1％	100％	94.7％	77.8％
勝ち上がり率	40.0％	29.4％	55.6％	31.6％	16.7％
平均募集価格	1516万円	1616万円	1682万円	1483万円	1565万円
平均獲得賞金	1221万円	1331万円	1184万円	473万円	250万円
平均回収率	80.5％	82.4%	70.4%	31.9%	15.9％

平均募集価格が1500万円前後とかなり安く設定されていて、出資しやすい価格帯の馬が揃っています。

　
成績については特筆すべき特徴はなく、可もなく不可もなくといった感じですね。


いい意味で堅実ですし、悪い意味では地味な成績です。


エリザベス女王杯を制したクィーンスプマンテ（募集価格：840万）や、地方重賞で活躍したアンデスクイーン（募集価格：1000万）など、安い馬が超絶に稼ぐパターンがたまに起きるので、一発当てるとリターンが大きいクラブです。

　
　

クラブサービス

グリーンファーム愛馬会のクラブサービスは、最低限のみ揃えています。


特徴的なクラブサービスは以下の通りです。

　
　

クラブの評判

グリーンファーム愛馬会の評判について、ネット上の口コミを頼りに調査してみたところ、このような結果となりました。

平均募集価格1500万円で、社台・ノーザンファームの生産馬に出資できるのは大きな魅力のようです。


種牡馬の質も決して悪くなく、20年産募集馬はハーツクライ・エピファネイア・ドレフォンなど、人気どころをしっかり押さえたラインナップです。


募集価格が安い馬が多いので、オープンクラスで活躍したり、3勝クラスで着を何度か拾ったりしていると、あっという間に回収率200％を超えます。


地方競馬所属の募集馬もおり、募集額や維持費も安く設定されています。


小さいリスクで大きなリターンを狙えるのが特徴ですね。


しかし、募集馬や所属馬の近況などが情報不足であったり、SNSに手を出していないので、情報発信力が乏しい点が気になります。


また、入会金19,800円、月会費3,300円というイニシャル・ランニングコストが高い点に、会員の方は不満を持っているようです。




　　

出資のしやすさ

グリーンファーム愛馬会は、募集開始→即満口という事態に陥ることはありません。

　
しかし、特別提供馬への出資条件によって、早めに出資する会員が多いので、人気どころは口数カウントが早い傾向にあります。

先着順なので、早期に他の募集馬に出資する人が多いんですね。

　
例年募集終了期限まで満口にならない馬もおり、比較的ゆっくりと吟味することができるクラブです。

グリーンファーム愛馬会の概要　

グリーンファーム愛馬会の法人概要と、主な活躍馬を紹介します。

グリーンファーム愛馬会の『法人概要』

グリーンファーム愛馬会の法人概要は以下の通りです。

愛馬会法人	株式会社グリーンファーム愛馬会
住所	東京都港区麻布台２丁目２番１号
公式サイト	http://greenfarm.co.jp/
コラム	http://greenfarm.co.jp/column/

クラブ法人	株式会社グリーンファーム
住所	東京都港区麻布台２丁目２番１号

グリーンファーム愛馬会の『主な活躍馬』

グリーンファーム愛馬会の主な活躍馬は以下の通りです。

まとめ

いかがだったでしょうか？


今回の一口馬主クラブ解体新書は、『グリーンファーム愛馬会』を取り上げて紹介してきました。


この記事をまとめると…

一口馬主クラブ選びの一助になれば幸いです。