インゼルファンファンドについて詳しく解説!【一口馬主コラム】

【一口馬主コラム】インゼルファンファンドについて詳しく解説! 一口馬主クラブ
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インゼルファンファンドってどういう仕組み??


そうそうたるメンバーの後押しを受けて、華々しく一口馬主界に誕生した『インゼルサラブレッドクラブ』。


武豊騎手との凱旋門賞制覇を夢に掲げる、キーファーズの松島氏の手腕に期待して、発足当初から入会予約が殺到する大盛況を見せています。


今回は、そんなインゼルサラブレッドクラブが提供している、出資形態のひとつ『インゼルファンファンド』について詳しく解説していきます。

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インゼルサラブレッドクラブの出資形態


インゼルサラブレッドクラブの出資形態は大きく分けて2つあります。

通常の出資形態

インゼルファンファンド


ひとつは、『通常の出資形態』。


他クラブと同様に、設定した募集価格を募集口数で割ったものを一口出資金とする募集方法です。


50口と500口の募集馬が用意されています。




インゼルファンファンドとは


もうひとつは、『インゼルファンファンド(Insel Fun Fund/IFF)』という募集形態です。
 

Tips【インゼルファンファンドについて】

 
インゼルファンファンドは対象募集馬(2020年産は15頭)の募集価格の総額の10%を合計した金額をパッケージ化し2,500口として募集する募集形態です。

 
つまり、2020年産のインゼルファンファンドに1口出資すると、15頭全頭に1/25000口分出資したことになります。
 

500口の馬の10% ÷ 2500口 = 1/25000




『インゼルサラブレッドクラブの2020』という馬に『1/1667口』出資したとも例えることができますね。

1/25000 × 15頭分 = 0.0006 ≒ 1/1667




ちなみに、このインゼルファンファンド分の10%を確保するために、500口募集の馬の出資可能な実質口数は450口となります。
 



 

インゼルファンファンドの費用ついて

インゼルファンファンドは、通常の出資形態と同じく1口の出資金に加えて、月会費や維持費などのランニングコストが発生します。

インゼルファンファンドで発生する費用

    
  • 一口出資金 → 20,000円 程度
     
    IFF2021(2020年産のインゼルファンファンド)は、1口あたり18,440円(税込)です。
     
     
     
     
  • 月会費 → 800円(税込) 
     
    原則年1回12か月分(9,600円)をまとめて支払います。
     
    IFF2021の対象馬群が4歳以降は、1頭あたり 720円/年(税込)に変更されます。
     
    50,100口の出資形態で出資されている方は免除されます。
     
     
      
     
  • 維持費 → 300円 程度
     
    年単位で見直すとのことで、2022年は1頭あたり 270円/年(税込) で試算されています。
     
    1頭あたりの総額に換算すると 56万円/月 になるので、トレセンに入厩してからは確実に足が出ます。
     
     
     
     
  • 競走馬保険料 → 600円 程度
     
    他クラブと同様に、募集総額の3%が保険料となります。
     
    IFF2021の2022年度保険料は554円です。
     
     
     
     
  • 入会金 → 3,300円(税込)
     
    50,100口の出資形態で出資されている方は免除されます。
     
     




インゼルファンファンドに新規入会で出資する場合にかかる費用は、概ね以下の表のとおりです。
 

出資金20,000円
月会費(12か月分)9,600円
維持費300円
競走馬保険料600円
入会金3,300円
合計33,800円
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インゼルファンファンドのメリットとデメリット


1/25000口ずつとはいえ、たくさんの馬にまとめて出資することができる『インゼルファンファンド』。


そのメリット・デメリットをみていきましょう。

 
 

インゼルファンファンドのメリット

  • 低コストで、複数馬に出資することができる
     
     
  • 基本的に支払いが年1回で済むので、口座管理がラク
     
     
  • 毎週末の競馬ライフの楽しみが増える
     



インゼルファンファンドは、一度の出資で10数頭の馬に出資することができる点が最大のメリットですね。


めんどくさい口座管理も、年1回の支払いで済むのは地味に嬉しいです。


また、IFF2021(2020年産のインゼルファンファンド)では1口で15頭の愛馬ができるので、毎週末の競馬ライフの楽しみが増えます。




インゼルファンファンドのデメリット

  • 最大出資可能数が5口までで、リターンが小さい
     
     
  • IFF単体の入会では、ほとんどのクラブサービス受けることができない
     
     
  • 配当の支払いが年1回のみ
     

一方で、インゼルファンファンドは最大5口までの出資制限があるので、最大でも 1/5000 のリターンしか得られません。


また、15頭のうち1頭が飛びぬけて稼いだとしても、他の馬が振るわない場合は、利益が他の馬たちに吸われてしまいます。


配当の支払いも年1回なので、投資という点での実感は湧きづらく、あくまで趣味の延長線上という位置づけですね。


そして、インゼルファンファンドのみの出資会員は、所属馬の近況更新と勝ち馬写真のダウンロード以外のクラブサービスを受けることができません。

出資形態によるクラブサービスの違い


インゼルサラブレッドクラブは出資形態によって、会員サービスに変動があるタイプのクラブです。


出資形態によるクラブサービスの違いはこの通りです。
 

  • インゼルファンファンド会員はほとんどのクラブサービスを受けることができません。
     
     
  • 500口募集馬の出資会員は平均的なクラブサービスを受けることができます。
     
     
  • 50口募集馬の出資会員には特徴的なクラブサービスが用意されています。
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まとめ


この記事では、今大人気のインゼルサラブレッドクラブが提供している『インゼルファンファンド』について、その出資形態を詳しく解説してきました。


この記事を簡単にまとめると

『インゼルファンファンド』は
良血馬たちをローリスクローリターンで愛馬にできる


です!


インゼルサラブレッドクラブの、評判やオススメ度についてまとめた記事もありますので、こちらもあわせて読んでみてください!



それでは、素敵なクラブライフを!

 
また、他の記事でお会いしましょう。

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