大樹レーシングクラブの評判【一口馬主クラブ解体新書】

　

今回は、『大樹レーシングクラブ』について詳しく解説していきます。


『一口馬主クラブ解体新書』では、クラブの概要だけでなく、どのような特徴や傾向があるのか、オススメ度などの評価内容も詳しく紹介していきます。

大樹レーシングクラブの評価　

項目	評価
所属馬の成績	★★☆☆☆
クラブサービス	★★★★☆
クラブの評判	★★★★☆
出資のしやすさ	★★★★★

　

大樹レーシングクラブの特徴

　

各項目の評価

大樹レーシングクラブのオススメ度は『星3つ』です。


各項目について詳しく見ていきましょう。
　

所属馬の成績

かつては『外馬の大樹』と言われ、タイキシャトルやタイキブリザードなど、数々の名馬を輩出してきた名門『大樹レーシングクラブ』ですが、現在のクラブ成績は悪くはないものの、地味な成績です。


　
直近5年の成績はこの通りです。
　

	2015年産	2016年産	2017年産	2018年産	2019年産
募集頭数	7頭	10頭	10頭	9頭	12頭
デビュー率	100％	80％	100％	100％	91.7％
勝ち上がり率	57.1％	10％	40％	66.7％	16.7％
平均募集価格	1443万円	1450万円	1700万円	1489万円	1255万円
平均獲得賞金	2724万円	258万円	969万円	1135万円	317万円
平均回収率	188.8％	17.7％	57.0％	76.2％	25.3％

募集頭数が少ないので、世代ごとのブレが大きいですが、デビュー率が総じて高いのが特徴ですね。


大樹レーシングクラブのカタログによると、生産牧場であるビクトリーホースランチと協力し、土壌からの改善を含めた改革中とのことで、年々募集馬のクオリティは上がってきています。

　
特に、ダート路線での活躍が目立ち、最近ではタイキフェルヴールが、2021年の東海ステークス（ダ1800ｍ）に出走しています。

　
ビクトリーの荻野さんも、以前お会いした時に「もう一度、あの勝負服を憧憬の的にしなければならない。」と話していました。


牧場とクラブが一体となって、古豪復活の兆しが見えていますが、現状の所属馬の成績は物足りないと言わざるを得ませんね。

　

　

クラブサービス

大樹レーシングクラブはクラブと会員の距離が近く、会員の年齢層も高めなのか、落ち着いていてアットホームな印象のクラブです。

　
特徴的なクラブサービスは以下の通りです。

動画の更新頻度の高さや、重賞を勝ったりせずとも、出資馬のグッズを買うことができる公式ショップなど、クラブサービスは充実していますね。


　
　

クラブの評判

大樹レーシングクラブのクラブの評判について、ネット上の口コミを頼りに調査してみましたが、スタッフ対応が総じて良い評価でした。

　

出資のしやすさ

大樹レーシングクラブは、クラブ規模がそこまで大きくなく、募集開始して即日満口といった心配はありません。


世代のエース候補の馬は、早めに満口になることがあるようですが、基本的には入厩が決まるまで募集されています。

　
調教動画や近況報告などを参考にしながら、じっくりと検討することができます。

大樹レーシングクラブの概要　

大樹レーシングクラブの法人概要と、主な活躍馬を紹介します。

大樹レーシングクラブの『法人概要』

大樹レーシングクラブの法人概要は以下の通りです。

愛馬会法人	株式会社大樹レーシングクラブ
住所	北海道浦河郡浦河町字西幌別353-3
公式サイト	https://www.taiki-rc.com/
YouTube	https://www.youtube.com/user/TAIKIRACINGCLUB
Instagram	https://www.instagram.com/taiki_rc1992/

クラブ法人	有限会社大樹ファーム
住所	北海道浦河郡浦河町字西幌別353-3

グループ牧場	有限会社ビクトリーホースランチ
住所	北海道浦河郡浦河町字西幌別358

大樹レーシングクラブの『主な活躍馬』

大樹レーシングクラブの主な活躍馬は以下の通りです。

まとめ

いかがだったでしょうか？

　
今回の一口馬主クラブ解体新書は、『大樹レーシングクラブ』を取り上げて紹介してきました。


この記事をまとめると…

一口馬主クラブ選びの一助になれば幸いです。