【シルクホースクラブ】2022年1歳募集馬評価②【馬体診断】

【シルクホースクラブ】2021年産募集馬評価②【馬体診断】 一口馬主クラブ
この記事は約10分で読めます。

 

【2022年1歳募集馬の馬体評価】
シルクホースクラブ


この記事では、シルクホースクラブの『2022年1歳募集馬(21年産募集馬)の馬体評価を行っています!


今回は、”人気ランキング TOP/WORST 10”で紹介した20頭を5頭ずつ、4回に分けて診断していきます。


今後も、公表されている募集馬全77頭から、ピックアップして馬体診断していきます。


シルクホースクラブでの出資をご検討の方は要チェックです!

【ご注意】
  • この馬体評価では、血統や厩舎など募集情報は考慮せず、馬体写真から得られる情報のみで評価しています。
  • そのため、診断結果がイメージ(兄弟の活躍や父馬の産駒傾向など)と相違することがあります。
  • また、”母を応援していた”や”芦毛が好きだから”といった能力以外の理由で、出資馬を選ぶことを否定するものでは一切ありません。
  • むしろ、文字通り”愛馬”として出資馬に愛着を持つことを推奨しています。
  • 以上をご了承いただき、愛馬を選ぶ際のご参考としていただければ幸いです。
スポンサーリンク

アルルの21


『アルルの21』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【シルクホースクラブ】64アルルの21


以下の項目を診断し、総合評価をつけています。

馬場適性の診断
  • 繋ぎの角度
  • 尻の形
距離適性の診断
  • 肩の角度
  • 尻の形
  • 重心の高低
  • 首の太さ・長さ
馬の能力の診断
  • 胸の広さ
  • 前腕と管の比
  • 長躯短背
  • 後肢の大きさ
注意するポイント
  • 肢部白斑
  • 不正肢勢
  • 繋ぎの角度
  • 管の長さ
  • 首の太さ
  • 尻の形
  • 背中の長さ

診断の根拠については馬体診断講座をご参照ください!


 
 

馬体評価


『アルルの21』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダートの方が得意

距離適性:中~長距離

能力:★★★★★★★☆☆☆

丈夫さ:★★☆☆☆

 

馬体評価の根拠

【シルクホースクラブ】64アルルの21馬体診断


『アルルの21』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は56.2度。

立ち繋ぎのため、芝では力を発揮できないおそれがあります。

尻の形は”やや平行尻”で持続的な脚を使うのが得意なため、脚質的には先行有利なダートの方が向きそうです。

総合的に見て、ダート適性の方が高いでしょう。

距離適性

肩の角度は49.9度でやや寝ています。控えめに長距離適性を示唆します。

尻の形は”やや平行尻”で、控えめに長距離適性を示唆します。

首差しは長めで、控えめに長距離適性を示唆します。

体高よりも体長の方が少し長く、低重心の馬体です。控えめに短距離適性を示唆します。

長短混在の馬体ですが長距離適性の示唆が多く、長めの距離の方が得意だと判断します。

能力

胸の広さは56.7度。かなり優秀です。

前腕は管の長さの1.67倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.47倍。優秀です。

後肢の割合は32.6%。やや不足しています。

総合的に見て、能力は優秀と判断できます。

リスク

繋ぎが立っていて、角度は適正範囲外のため球節周りの靱帯へのダメージ・手根骨や指骨などの骨折リスクがあります。

また、わずかに弓脚の傾向があります。

程度は小さいため、他部位の美点を優先して良いと思いますが、馬体が大きくなる場合はリスクも大きくなる可能性があります。

リスクを可能な限り避けたいと考える方にはオススメできません。

スポンサーリンク

レーヴドリーブの21


『レーヴドリーブの21』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【シルクホースクラブ】50レーヴドリーブの21


 

馬体評価


『レーヴドリーブの21』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダートの方が得意

距離適性:中距離

能力:★★★★★★★★★☆

丈夫さ:★★★☆☆

 

馬体評価の根拠

【シルクホースクラブ】50レーヴドリーブの21馬体診断


『レーヴドリーブの21』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は58.5度。

立ち繋ぎのため、芝では力を発揮できないおそれがあります。

尻の形は”やや平行尻”で持続的な脚を使うのが得意なため、脚質的には先行有利なダートの方が向きそうです。

総合的に見て、ダート適性の方が高いでしょう。

距離適性

肩の角度は51.7度で標準的です。距離適性の示唆はありません。

尻の形は”やや平行尻”で、控えめに長距離適性を強化します。

首差しはやや短く、控えめに短距離適性を示唆します。

体高よりも体長の方が長く、低重心の馬体です。短距離適性を示唆します。

長短混在の馬体で、長短どちらも極端な距離は対応できないと判断します。

能力

胸の広さは56.2度。かなり優秀です。

前腕は管の長さの1.77倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.71倍。かなり優秀です。

後肢の割合は35.2%。かなり優秀です。

総合的に見て、能力は相当優秀であると判断できます。

リスク

繋ぎが立っていて、角度は適正範囲外のため球節周りの靱帯へのダメージ・手根骨や指骨などの骨折リスクがあります。

総合的に見て、リスクは中程度と見ます。

スポンサーリンク

ウィクトーリアの21


『ウィクトーリアの21』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【シルクホースクラブ】44ウィクトーリアの21


 

馬体評価


『ウィクトーリアの21』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダートの方が得意

距離適性:不問(やや短距離向き)

能力:★★★★★★☆☆☆☆

丈夫さ:★★★☆☆

 

馬体評価の根拠

【シルクホースクラブ】44ウィクトーリアの21馬体診断


『ウィクトーリアの21』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は58.8度。

立ち繋ぎのため、芝では力を発揮できないおそれがあります。

尻の形は”正尻”で、脚質的な馬場適性の示唆はありません。

総合的に見て、馬場適性はダートの方が得意と判断します。

距離適性

肩の角度は53.4度で少し立っています。控えめに短距離適性を示唆します。

尻の形は”正尻”で、距離適性の示唆はありません。

首差しは平均的で、距離適性の示唆はありません。

体高と体長の長さはほぼ等しく、バランスが取れた馬体です。距離適性の示唆はありません。

適性の示唆が少なく、距離不問の活躍に期待できますが、やや短距離適性の適性が高いと診断します。

能力

胸の広さは50.7度。優秀です。

前腕は管の長さの1.75倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.44倍。まずまず優秀です。

後肢の割合は32.9%。やや不足しています。

総合的に見て、能力はまずまず優秀と判断できます。

リスク

繋ぎが立っていて、角度は適正範囲外のため球節周りの靱帯へのダメージ・手根骨や指骨などの骨折リスクがあります。

総合的に見て、リスクは中程度と見ます。

スポンサーリンク

ブラックエンブレムの21


『ブラックエンブレムの21』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【シルクホースクラブ】23ブラックエンブレムの21


 

馬体評価


『ブラックエンブレムの21』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダート

距離適性:短~中距離

能力:★★★★★★★★☆☆

丈夫さ:☆☆☆☆☆

 

馬体評価の根拠

【シルクホースクラブ】23ブラックエンブレムの21馬体診断


『ブラックエンブレムの21』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は63.6度。

かなりの立ち繋ぎで、芝のレースでの出走はリスクが高いでしょう。

尻の形は”やや平行尻”で持続的な脚を使うのが得意なため、脚質的には先行有利なダートの方が向きそうです。

総合的に見て、馬場適性はダートと判断します。

距離適性

肩の角度は51.8度で標準的です。距離適性の示唆はありません。

尻の形は”やや平行尻”で、控えめに長距離適性を強化します。

立たせ方の影響もありますが、首差しはかなり短く、短距離適性を示唆します。

体高と体長の長さはほぼ等しく、バランスが取れた馬体です。距離適性の示唆はありません。

長短混在の馬体ですが、短距離適性の示唆が強く、短距離の適性が高いと診断します。

能力

胸の広さは59.0度。とてつもなく優秀です。

前腕は管の長さの1.69倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.55倍。かなり優秀です。

後肢の割合は34.0%。まずまず優秀です。

総合的に見て、能力はかなり優秀と判断できます。

リスク

繋ぎが立っていて、角度は適正範囲外のため球節周りの靱帯へのダメージ・手根骨や指骨などの骨折リスクがあります。

また、弓脚の傾向もあります。

目視で確認できるレベルのため、屈腱や靱帯に大きな負荷が掛かると予想されます。

高い能力を考慮しても、オススメできません。

強いて抜け穴を探すなら、立ち繋ぎなので球節の沈み込みが小さく、屈腱等の負荷が少しは和らぐかもしれません。

スポンサーリンク

バラダガールの21


『バラダガールの21』の馬体を診断していきます。


参考にした馬体写真はこちら。

【シルクホースクラブ】36バラダガールの21


 

馬体評価


『バラダガールの21』の馬体評価はこの通りとなりました。

馬場適性:ダートの方が得意

距離適性:短~中距離

能力:★★★★★★★☆☆☆

丈夫さ:★★★★★

 

馬体評価の根拠

【シルクホースクラブ】36バラダガールの21馬体診断


『バラダガールの21』の馬体評価の根拠は以下の通りです。
 

馬場適性

繋ぎの角度は56.4度。

繋ぎが立ち気味のため、芝では力を発揮できないおそれがあります。

尻の形は”正尻”で、脚質的な馬場適性の示唆はありません。

総合的に見て、馬場適性はダートの方が得意と判断します。

距離適性

肩の角度は56.4度で立っています。短距離適性を示唆します。

尻の形は”正尻”で、距離適性の示唆はありません。

首差しはやや長く、控えめに長距離適性を示唆します。

体高よりも体長の方が少し長く、低重心の馬体です。控えめに短距離適性を示唆します。

長短混在の馬体ですが、短距離適性の示唆が強く、短い距離で活躍する可能性があります。

能力

胸の広さは53.5度。かなり優秀です。

前腕は管の長さの1.61倍。かなり優秀です。

腹のラインは背のラインの1.42倍。まずまず優秀です。

後肢の割合は34.7%。優秀です。

総合的に見て、能力は優秀と判断できます。

リスク

骨折などの重大な怪我に繋がるリスクとなる特徴は見られません。

強いて挙げるなら、両後肢に見られる”肢部白斑”と”一部白蹄”は、皮膚炎や蹄のトラブルを抱える可能性もあります。

白蹄は角質が柔らかいため、落鉄なども起きやすい特徴です。

総合的に見てリスクは小さいと言えます。

スポンサーリンク

まとめ


以上で、シルクホースクラブの『2022年度募集馬(21年産募集馬)の馬体評価・第2回は終わりとなります。


今回5頭を診断した結果、 

『レーヴドリーブの21』
『バラダガールの21』

の2頭をオススメします。


この記事が、皆さまの素敵な『POG/一口馬主クラブ』ライフの一助となれば大変光栄です。

馬体診断について詳しく知りたい方はこちら

おウマ
おウマ

最後まで読んでくれてありがとう!

ユーマ
ユーマ

他の記事も読んでくれると嬉しいです!

タイトルとURLをコピーしました