ターファイトクラブの評判【一口馬主クラブ解体新書】

　

今回は、『ターファイトクラブ』について詳しく解説していきます。


『一口馬主クラブ解体新書』では、クラブの概要だけでなく、どのような特徴や傾向があるのか、オススメ度などの評価内容も詳しく紹介していきます。

ターファイトクラブの評価

項目	評価
所属馬の成績	★★☆☆☆
クラブサービス	★★★☆☆
クラブの評判	★★☆☆☆
出資のしやすさ	★★★★☆

　

ターファイトクラブの特徴

　

各項目の評価

ターファイトクラブのオススメ度は『星２つ』です。
　

各項目について詳しく見ていきましょう。

所属馬の成績

ターファイトクラブは日高地方の生産牧場が集まって運営する『馬産地直結型』のクラブです。


　
直近の５年間の成績はこの通りです。
　

	2015年産	2016年産	2017年産	2018年産	2019年産
募集頭数	18頭	16頭	18頭	21頭	21頭
デビュー率	94.4％	87.5％	94.4％	90.5％	81.0％
勝ち上がり率	22.2％	43.8％	27.8％	23.8％	14.3％
平均募集価格	1539万円	1388万円	1433万円	1748万円	1676万円
平均獲得賞金	1161万円	1427万円	927万円	693万円	308万円
平均回収率	75.4％	102.8%	64.7%	39.6%	18.4％

世代によって波はありますが、勝ち上がり率が30％に満たない年が多くJRAで勝負するには少しクオリティが足りない募集馬が多いようです。

　
募集馬全頭がデビューできた年は直近10年の内2011年産世代のみで、平均回収率が100％を超えた年も2010年産と2016年産の世代のみとなっています。


2010年産はインカンテーション1頭で4億以上稼いでますから、彼を除くとかなりポイントは下がります。

　
しかし、ほぼ毎世代1頭は3勝クラスまで勝ち上がる馬を出しており、何頭かが集中して賞金を稼ぐ傾向にあります。

　
　　

クラブサービス

ターファイトクラブの特徴的なクラブサービスは以下の通りです。

　
　

クラブの評判

ターファイトクラブの評判について、ネット上の口コミを頼りに調査してみたところ、このような結果となりました。

3世代募集の評判は良いようですが、募集馬の成績が一極集中してしまっている点が不満に思われているようです。


特に谷川牧場生産の馬に良績が集中しているので、期待馬は争奪戦となっているようです。


また、発覚当時はSNSで軽く炎上しましたが、谷川牧場が自身の生産馬に制限一杯に（50％を超えてはならない）出資しており、その結果満口になるのが早く、会員が出資したい馬に出資できない状況が発生しています。


どのクラブでも売れ残った口数を生産牧場が買い取ることはありますが、会員に優先して半分持っていくというのは、会員の立場からすると腑に落ちないですよね。　



　

出資のしやすさ

ターファイトクラブは、一部牧場の人気馬を除いて、募集後すぐに満口となるようなことはありません。


　
他の募集馬については、調教動画や近況報告などを参考にしながら、じっくりと検討することができます。

ターファイトクラブの概要　

ターファイトクラブの法人概要と、主な活躍馬を紹介します。

ターファイトクラブの『法人概要』

ターファイトクラブの法人概要は以下の通りです。

愛馬会法人	株式会社ターファイトクラブ
住所	東京都中央区日本橋人形町3-8-2　人形町ミハマビル8階
公式サイト	https://www.normandyoc.com/
ブログ	http://normandyblog.livedoor.biz/
Twitter	https://twitter.com/normandyowners

クラブ法人	有限会社ターフ・スポート
住所	東京都中央区日本橋人形町3-8-2　人形町ミハマビル8階

ターファイトクラブの『主な活躍馬』

ターファイトクラブの主な活躍馬は以下の通りです。

まとめ

いかがだったでしょうか？

　
今回の一口馬主クラブ解体新書は、『ターファイトクラブ』を取り上げて紹介してきました。

　
この記事をまとめると…

一口馬主クラブ選びの一助になれば幸いです。