オマツリオトコの初神輿!
2022年6月18日(土)函館競馬場で、「オマツリオトコ」がデビュー戦を飾りました。
「オマツリオトコ」について調べてみると、父の欄になじみの無い馬名が…。
今回は見事新馬勝ちをおさめた「オマツリオトコ」の父『ヴィットリオドーロ』について紹介します。
ヴィットリオドーロ
『ヴィットリオドーロ』の産駒を調べてみると、生産者にズラッと「グランド牧場」の名前が並びます。
それもそのはず、ヴィットリオドーロはグランド牧場が所有していた種牡馬だったようです。
2015年”アロースタッド”にスタッドインし、アメリカの人気種牡馬「メダグリアドーロ」の日本初の後継種牡馬として馬産地の注目を集めました。
初年度産駒の「イグナシオドーロ」が北海道2歳優駿を制し、上々の滑り出しのように思えましたが、そのあとに続く産駒は苦戦し、代表的な産駒を輩出することなく2021年に種牡馬を引退しています。
ヴィットリオドーロの今
ヴィットリオドーロが種牡馬を引退後にどうなったのかを追ってみました。
すると、引退馬協会のブログに「第30期生ヴィットリオドーロ、第31期生ダブルスター入厩」というタイトルの記事を見つけました。
その記事によると、引退馬協会が行っている”再就職支援プログラム”に参加するため、2021年11月に早来エクワインファームに移動しています。
そこで乗馬になる為の訓練(リトレーニング)を受け、現在は「乗馬クラブアリサ」というクラブに引き取られているようです。
種牡馬としての復帰は?
『オマツリオトコ』の活躍によって、「ヴィットリオドーロ」の種牡馬としての復活を期待した方もいるでしょう。
しかし、残念ながらリトレーニング中に去勢手術が完了しており、種牡馬復活の道は閉ざされてしまっています。
乗馬としての馬生を歩み始めたばかりですので、暖かく見守ってあげたいですね。
現役時代
第三の馬生をスタートさせた「ヴィットリオドーロ」ですが、現役時代の成績はどうだったのでしょうか。
簡単にまとめてみます。
2014/03/09 | 上総S(1600万下) | 9 | ダ1800 |
2014/02/17 | 4歳以上1000万下 | 1 | ダ2100 |
2014/01/19 | 4歳以上500万下 | 1 | ダ1800 |
2013/07/14 | 3歳以上500万下 | 4 | ダ1700 |
2013/06/22 | 小金井特別 | 3 | ダ2100 |
2013/05/18 | 4歳以上1000万下 | 7 | ダ1600 |
2013/03/23 | 4歳以上500万下 | 1 | ダ1800 |
2012/07/22 | 3歳以上500万下 | 14 | ダ1800 |
2012/04/21 | ムーニーバレーRC賞 | 13 | 芝2400 |
2012/04/08 | 滝桜賞 | 14 | ダ1700 |
2011/11/26 | からまつ賞 | 11 | ダ1600 |
2011/09/24 | 2歳新馬 | 1 | ダ1800 |
5歳時に500万下・1000万下(1勝クラス・2勝クラス)と連勝して準オープンまで駆け上がりますが、準オープンでは1戦のみで引退しています。
引退した理由は定かではありませんが、本格化してきたタイミングだったので残念ですね。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、見事新馬勝ちをおさめた「オマツリオトコ」の父『ヴィットリオドーロ』について紹介しました。
「オマツリオトコ」と「ヴィットリオドーロ」の更なる活躍を祈っています!

最後まで読んでくれてありがとう!

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