ラフィアンターフマンクラブの評判は??
今回は、『ラフィアンターフマンクラブ』について詳しく解説していきます。
『一口馬主クラブ解体新書』では、クラブの概要だけでなく、どのような特徴や傾向があるのか、オススメ度などの評価内容も詳しく紹介していきます。
ラフィアンターフマンクラブの評価
オススメ度
★★★☆☆
項目 | 評価 |
---|---|
所属馬の成績 | ★★★☆☆ |
クラブサービス | ★★★☆☆ |
クラブの評判 | ★★☆☆☆ |
出資のしやすさ | ★★★☆☆ |
ラフィアンターフマンクラブの特徴
オススメ記事



各項目の評価
ラフィアンターフマンクラブのオススメ度は『星3つ』です。
各項目について詳しく見ていきましょう。
所属馬の成績
ラフィアンターフマンクラブは、1986年に設立された歴史あるクラブです。
相馬の達人・故岡田繫幸氏が率いたマイネル軍団は、
2週連続海外G1制覇で日本中を沸かせた、シーキングザパールとタイキシャトルを打ち破り、スプリンターズステークスを制したマイネルラヴや、
当時重賞未勝利で、12番人気ながら天皇賞・春で大きな風穴を空けたマイネルキッツ、
スズカフェニックス産駒最初で最後の重賞制覇を、G1の舞台で成し遂げたマイネルホウオウなど、
キャラの立つ名馬を送り出してきました。
直近の5年間の成績はこの通りです。
2015年産 | 2016年産 | 2017年産 | 2018年産 | 2019年産 | |
---|---|---|---|---|---|
募集頭数 | 79頭 | 83頭 | 76頭 | 64頭 | 43頭 |
デビュー率 | 98.7% | 100% | 97.4% | 98.4% | 93.0% |
勝ち上がり率 | 21.5% | 31.3% | 34.2% | 32.8% | 27.9% |
平均募集価格 | 1729万円 | 1643万円 | 1813万円 | 1795万円 | 1707万円 |
平均獲得賞金 | 995万円 | 1142万円 | 811万円 | 1085万円 | 399万円 |
平均回収率 | 57.5% | 69.5% | 44.7% | 60.4% | 23.4% |
募集頭数が多い中で、安定して高いデビュー率を誇っています。
『安くて丈夫でそこそこ走る馬』を揃えているイメージでしたが、意外と募集価格は高いようですね。
2014年産までは、平均回収率は安定して100%を超えていましたが、近年の不調ぶりが目立ちます。
2015年産以降も、ほぼ毎年重賞馬を輩出していますが、当たり外れが顕著になってきて、平均回収率は50%前後となっています。
クラブサービス
ラフィアンターフマンクラブの特徴的なクラブサービスは以下の通りです。
クラブの評判
ラフィアンターフマンクラブの評判について、ネット上の口コミを頼りに調査してみたところ、このような結果となりました。
やはり、稀代の相馬師・岡田繫幸氏の功績は大きく、「マイネル軍団総帥のレクチャーを受けるために会員でいる」という方がいるほど、求心力は高かったようです。
また、ノーザン・社台ファームほどの安定感は望めませんが、巨大グループに唯一対抗し得る勢力に、比較的安い価格で出資できるという点も魅力のひとつですね。
同系列だったウインレーシングクラブと同様に、高いデビュー率とコンスタントな出走もプッシュポイントです。
一方、マイネル軍団と言えば「丹内祐次騎手」、「柴田大知騎手」というくらいに、お抱え騎手として重用していました。
クラブ運営上で岡田繫幸氏の影響力が落ちてきた最近は、違う騎手が跨ることも多くなってきていますが、いまだにそのイメージは根付いています。
騎手や厩舎も、一口馬主の会員からすると出資の検討の材料の一つですから、今後会員数を増やしていきたいなら、イメージを払拭していく必要があるでしょう。
また、2015年産以降、一度も平均回収率が100%を超えていないため、クラブ成績としても選択肢から外されてしまうような状況が続いています。
なんとか、マイネル軍団ならではの岡田イズムを継承しつつ、現在の一口馬主会員層にも刺さるようなサービスを展開していって欲しいところです。
出資のしやすさ
ラフィアンターフマンクラブは、2016年産あたりから徐々に募集馬数を絞っています。
4,5年前には80頭近くいた募集馬が、現在40頭ほどまで減っています。
近年の成績不振や、新興クラブのキャッチ―なプロモーションなどで、会員の流出が続いているでしょうから、クラブ規模を小さくして立て直しを図っているのでしょう。
全盛期と比較して会員数が減ったとはいえ、一部の人気馬には応募が殺到し、満口となってしまうことがあるようです。
他の募集馬については、ある程度猶予はあるので、近況更新などを参考にする時間は作れるでしょう。
ラフィアンターフマンクラブの概要
ラフィアンターフマンクラブの法人概要と、主な活躍馬を紹介します。
ラフィアンターフマンクラブの『法人概要』
ラフィアンターフマンクラブの法人概要は以下の通りです。
愛馬会法人 | 有限会社ラフィアンターフマンクラブ |
住所 | 東京都中央区京橋2-11-6 |
公式サイト | https://www.ruffian.co.jp/ |
クラブ法人 | 株式会社サラブレッドクラブラフィアン |
住所 | 東京都中央区京橋2-11-6 |
ラフィアンターフマンクラブの『主な活躍馬』
ラフィアンターフマンクラブの主な活躍馬は以下の通りです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の一口馬主クラブ解体新書は、『ラフィアンターフマンクラブ』を取り上げて紹介してきました。
この記事をまとめると…
【ラフィアンターフマンクラブ】
オススメ度
『★★★☆☆』
『古き良き』と取るか
『時代遅れ』と取るか
一口馬主クラブ選びの一助になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

他のクラブの『解体新書』はここから読めるよ!